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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【25通目】「できるかな~No.2」茂木健一郎から恥をかく尊さを知る!

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『リーダーへ贈る108通の手紙2』
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               05.09.05
               25通目
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 リーダー様へ

  拝啓 長月の空に雲に赤とんぼ
 
  いかがお過ごしでしょうか?  
 
  いよいよ長月に突入しました。   
  
  2005年、残りは、117日です。
  今年は「処暑」がまさしく「処暑」のようです。8/23を境に、
  日中暑くはなりますが、夜はクーラーいらずの日が多くなりました。

  さて、本稿は、前号からのつづきということで、早速、
  本題に入っていきたいと思います。
 
  〜〜〜
  
  前号、終りで登場したのが、 

   ★「ヤーキンズ・ドットソンの法則」

  でした。
 
  (※前号で「ヤンキーズ」となってました。失礼しました!
       「ヤーキンズ」が正解です。ここに訂正いたします。)
   
  そして、これは、「アトキンスンの達成動機理論」と
  本質的には同じことを言っているのだと述べました。
  といったことで、まずは、この「法則」について・・・・
  『グズをなおせば人生はうまくいく』(著 斉藤茂太 大和書房)
   より引用致します。 
 
        

『「テスト不安の高い人と低い人に、難しい問題と簡単な問題の
 テストを行ってもらう」というもの。大方の読者が予想される通り、
テスト不安の高い人は難しい問題の場合は成績が悪かった。
ところが、簡単な問題だと、テスト不安が低い人より良い成績をあげたのだ。』
  

 
  「テスト不安が高い人」とは、
  「何かをする時に不安を抱きやすく、そのため過度に緊張してしまい、
   実力を発揮できない人」とでも言えますでしょうか。
  
  私も、そのタイプかもしれませんが、そういった私が、
  なんともこの法則で勇氣づけられるのは、簡単な問題であれば、
  テスト不安の低い人、つまり、普段から堂々としていて、何事にも動じ
  ないような人よりも、成績がよかったという点です。

  目標を設定し、それを達成するためには、
  いきなりとてもできそうにもない難題に取組むのではなくて、
  まずは「できそうな課題」を克服していきながら、目標にたどり着く。
  と、それは「アトキンスンの達成動機理論」に通じてくるわけです。
  
  〜〜〜

  ここで、話を展開します。
   
   ★「短所は長所になり、長所は短所になる」

  このことはよく言われることです。
  緊張しがちな人はそれだけ真面目で几帳面である、それが故に、
  緊張さへしなければ、より確実にものごとを遂行できる。
  
  会議で、人前で、緊張してしまい、どうもうまく発言できない。
  これはもう、誰もが一度は、経験したことがあると思うのですが、
  では、これを克服していく、何か簡単な手っ取り早い方法はないものか、
  と思い、でも、もうお気付きだと思うのですが、手っ取り早いのは、
  それは、「会議に出て発言する」これが、一番なわけです。
  日々の打合せ、会議は、お金(給料)をもらってできる学びの場です。

  ですが、「テスト不安の高い人」は、

  「そんなことはわかってるよ!
   それができないから、大変なんじゃないか!
   とにかく緊張しない自分が欲しい!堂々とした自分になりたい」

  と、立腹されるかもしれません。私もホントそう思います。
  
  そこで・・・
  
  人生70年の歳月を過ごし、
  こんな境地に至った方の言葉に耳を傾けたいと思います。

 

   『でこぼこ道を歩み、壁にぶち当るたびに私は様々な教訓を得、
    新たな発見をしてきた。今までの野球人生を振り返ってみると
    
    「人間は恥ずかしさを感じることによって、成長するものだ」
    
    とつくづく思う。思い通りにいかない状態を恥と感じるから
    こそ、がむしゃらに練習するし、工夫しようと考える。
    そうした努力によって一段ずつ階段を上ってきた。』
              
                 (日本経済新聞[05.6/1付朝刊]より)
 

  これは、日経新聞の『私の履歴書』にて連載された、野村克也氏
  の言葉です。
  御存知の通り、野球選手として、または監督として、確かな実績を残し
  てきた人生の先輩です。
  ですが、1ヶ月間の連載を読みますと、様々なことに翻弄され続けてき
  た人生、そう言っても過言ではない気がします。
  そして、上の言葉には、その苦労の末の結晶が、私たちに一つの教訓と
  なって届けられます。
 

   ★恥をかく

  もちろん、恥をかくことが良いことではないのですが、
  大恥をかかないためには、多少の恥を覚悟の上で、不確実な状況に
  連続して飛び込んでいかなければならない。
 
  決して溺れることのない「畳の水練」ばかりでは、やはり、泳げるよう
  にならない。もちろん、時にそれは必要ですが、最後はプールに、海に、
  川に、飛び込んでいかなければならない。
  そういった、本人が予測のつかない、思い通りにならない、
  不確実な状況に挑戦していくことによってこそ、何かを体得していく。
  そして、その時手に入れたものは、その人にとって必ずや
  
   「一生の宝」となる。
  
   「でも、恥はかきたくない・・・」

  ですが、その時に、思い出して欲しいのです。前号のことをです。
  私たちには、本来、たゆまぬ成長をとげていこうとする
  本能的な何かがあった事実をです・・・
 
 

   「実際、二〇〇三年に、英国ケンブリッジ大学のシュルツらの
    グループにより、不確実性自体を一つの「報酬」として表現
    していると考えられるドーパミン細胞の活動が発見された。」

『脳と創造性』(茂木健一郎 PHP研究所)より

  これは、果敢に何かに挑戦していく、未開の地に一歩踏み出すこと、
  大いなる海原に漕ぎ出すこと、そういったことに、
  私たち人は、「喜び」を見い出すのだ、ということです。
 
  そうして、日本人はユーラシア大陸から今ある場所にやってきたのです。
  人類の起源はアフリカだ、という説がありますが、長い時間をかけて、
  どういったことがあったかわかりませんが、飛行機も自動車も自転車
  もなかったわけですから、歩いて、歩いて、死と隣あわせの状況で、
  常に、私たちの遠い祖先は旅をし続けてきたわけです。
  「ふっと旅に出たくなる」あの衝動は、古代から人間に刻まれた何かが
  うずく瞬間かもしれません。つまり・・・
  
  「冒険心、何かに挑戦していくスピリッツは 人に本来そなわっている」
 
  のです。
 
  〜〜〜
    
  なんらかの会議、打合せに出て、資料を説明する。
  その後、社長か、専務か、あるいは顧客からか、盲点をついてくる的確
  な質問がとんでくる。
  その時、答がみつからず、しどろもどろ、になってしまう。
  まさに、恥をかいている最中です。
  赤面し、手が震え、冷や汗が流れ出してくる!
  だが、そうなりながらも、なんとか、答えようとする。
  なんとか、答えをみつけようとする。
  その時、その時にこそ、実は、脳はフル回転をしているのです。

 

「実質的に考えを積み重ねていかなくてはならない難しい仕事ほど、
  脳の中が苦しいという感覚がある。脳が苦しいと感じているときには、
  神経細胞が盛んに活動し、多くのエネルギーが消費され、
  シナプスがつなぎ替わっている。難しい課題をこなしている時には、
  右の前頭葉の領域が活性化することが知られている。」

『脳と創造性』(茂木健一郎 PHP研究所)より
 
    
   ★恥をかく

  そのことで、自信を失ってしまうことがあるかもしれません。
  そのことがコンプレックスとなり、後々まで尾をひいてしまうことが
  あるかもしれません。
  数日徹夜して、資料をつくり、一所懸命にプレゼンした結果、
  恥をかいてしまうような結果になってしまったら、
  それはやはり辛いことです。
  しかし、「涙を流した数だけ人に優しくなれる」ではないのですが、
  やはり、人生の大先輩である野村氏の言う通り、

   ★恥をかいたぶんだけ、人は成長をしていく

  これを、一つ、頭に入れておきたいものです。
  そして、そういった視点を持ち、恥をかきにやってくる
  あなた様の部下をあたたく見守ってほしいと思います。
  
  「恥をかけ」などと強要するのではない、ことは言うまでもありません。
  堂々と恥をかける場をつくってやる、
  そういった雰囲気を社内につくり出すことがとても大切です。

  人の「創造性」と「堂々と恥をかける場」とは、これまた、
  結びついているものです。
  それに近いことも、『脳と創造性』に書かれています。

  といったことで、そのことは、またまた長くなるので、
  次号へつづく、ということでお許しください。
  
  〜〜〜
  
  続きは、近日中に必ず配信いたします。 

   
  本日も何かしら参考になることがありましたら、幸いです。
  どうぞ、「元氣、勇氣、やる氣」をたずさえ、
  一生に一度しかない、今日という日を大切に生きて下さい。
 
  暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日もあると思います。
  風邪などひかれませんよう、くれぐれもお体ご自愛を・・・
  そして、“あなた様”がリーダーとして
  これからも益々ご活躍されますことを心よりお祈りしています。

  
               (^人^)
 

 

                               敬具

   平成十七年九月二日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、行動する前に考えすぎてないだろうか?

 2)私は、何か「かたくな」になっていないだろうか?

 3)私は、日々の仕事に挑戦しているだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

「これぐらいで、いや、その一歩先へ」
 
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 ◆追伸◆

  先週のこと。横浜の方で、公園にたちより、家族でおにぎりを食べ、
  さて帰るかと、歩いてましたら、カブト虫が歩いていました。
  「あっ!カブト虫だ〜」と、大声を上げたのは、私でして、
  なんでこんなところにと驚きましたが、恐らく、どこかの家から
  脱走したのだと、すぐに頭がまわりました。
  でも、なんだか、それでは、おもしろくないな〜と思いながら、
  やけに元気なかぶと虫をながめました。
  
  長野の山あたりから、長旅をしてやってきた、とかではないですよね?
  
  長男には、夏の終りの素敵なプレゼントになりました!
         
  〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました!〜

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【ことば】 
『破綻する可能性があると思うからこそ、生に対する愛は
 強烈な輝きを放つことになる。』
                            
(茂木健一郎)
『脳と創造性』(PHP研究所)より



松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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