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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【16通目】「想像力 」司馬遼太郎の思考法とその教え!

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『リーダーへ贈る108通の手紙2』
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               04.07.17
               16通目
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 リーダー様へ

  拝啓 暑い暑い 何度言っても 汗は頬
 
  いかがお過ごしでしょうか?  

  さてさて、東京は39.5度という気温を記録しまして、 
  観測史上初となりました。
  その日、わが子は家に帰るとぐったりとし、しばらく寝転んでいました。
  大好きなスイカも半分残し、これは軽度の熱中症かと心配しましたが、
  しばらくたってなんとか元気を取り戻しました。

  最低気温30度。

  天気予報を見たり、聞いたりして、一瞬、目と耳を疑うのですが、
  何度も見ても、聞いても「最高気温」ではなく「最低気温」でした。
  朝8時頃にはすでに気温が30度を越えているという状態です。
  流れる汗をハンカチでふきながら、

  「地球温暖化」「ヒートアイランド現象」

  そんなことを考えずにはいられない日でした。
  しかし、人間とは恐ろしいもので、35度を越す日が続いていますと
  何やら30度という気温が「低い」のではと錯覚を起こすことです。
  39度にくらべれば、9度も低いわけですから、
  「それでもいい方だ」と、どこかで安堵感が生まれてくるのです。

  「慣れ」とはなんとも恐ろしいものです。

  すると、これはとんでもないことになりまして、あまりに有名な
  もう月並ですが「ゆでガエル」の逸話が思い出されます。
  
  〜〜〜  

   フラスコに熱湯を入れカエル放します。
   カエルは驚いてそこから飛出します。
   次にフラスコに水を入れカエル放します。
   気持よく泳いでいます。
   火をつけ、水温を上げていきます。
   お湯から、そのうちに熱湯になっていきます。
   ですが、カエルはぬるま湯から熱湯へと移項していく過程で、
   その変化に気づかないのか、いつのまにかゆで上がってしまう。

  そんなお話です。

  〜〜〜
 
  温暖化が進行して、今がその熱湯への移項期でないことを祈るばかりで
  すが、どうもそういった認識は甘いようで、39度という数字が私たち
  に何かを迫っているようです。
  
  こうした観測史上初などという歴史的瞬間にたちあうと
  やはり、何かしら視野を時間的にも空間的にも広げて、物事をみるとい
  う意識が生まれます。
  そういったことを専門に考える仕事をしていなくとも、一人の大人とし
  て、または今の地球上に存在する、生きる人類として
  「未来のこと(時間的)」や「地球のこと(空間的)」を考えざろうえ
  ない状況です。

  その時に、広げた物事(未来etc)から自分を眺めた時に、何かふっと
  今の自分を客観視できることがあります。
  
   ★「視点を移動」 
 
  といった用語で解説されることがありますが、
  認知療法などの書をめくると、自分を「客観視」すること、
  例えば、もう一人の自分を脇において、その人間と対話してみる
  その内容をかき出してみる、といった具体的手法は、必ずといって
  いいほど出てきます。
  
  つまり、それは、実際に悩みごとをかかえたり、気持が沈んでしまう時
  には如何に自らを客観視することが難しいかを物語ってもいるわけです。
  そういった状況では、ものごとを見つめる、考える範囲が非常にせばま
  ってしまい、少ない選択肢でものごとを判断しがちです。
  そんな状態を

   ★「視野狭窄(しやきょうさく)」

  と比喩することがありますが、なんとかそこから脱したいものです。    
  以前6通目(04.5/18号)にて、こなんことを書きました。
  【バックナンバー】
  http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000112707

  
  「いやいや変化のない毎日であった」とため息の一つでもつきたいと
  お考えかもしれません。
  そういった時には、ため息一つついて、そして、ついた自分を空から眺
  めてみるのは如何でしょうか。
  視点をかえると良くいいますが、「自分の頭のてっぺんを空から眺めて
  いる自分」を思い描いてみる。
 

  と、これを書いて、空から自分の頭を眺めるという発想、その根拠につ
  いても詳しく述べなかったので、気になっていたのですが、
  それは認知療法を参考にしています、それは「視点の移動」であり、
  現状を客観視するきっかけ作りの一つです。

  そんなことで、私も仕事で、煮詰まった時に、視点の移動を実感する
  ために、ほんの少しだけ「リラックス」するために
  以下のようなことをしています。
  
  頭の中で世界を旅します。空想は自由です。どこへでも行けます。 
  
  以下の「私」は、松山でなく、“あなた様”として、そのイメージを
  ふくらませてみて下さい。  

  〜〜〜 
    
   私が今こうしている時に・・・
  
    北極ではペンギンが海にとびこみ群れをなし
    パリの凱旋門では仲間同士が肩を組み、添乗員がカメラ向ける
    ハリウッドでは次なる大作の撮影が続けられ
    エベレストの薄い空気の中
    誰かが頂上を制服せんとアッタクをし
    アマゾンのジャングルでは色鮮やかな熱帯植物が咲き乱れる
    チベットの高地では高僧が祈りをささげ
    ブラジルでは裸足の少年がサッカボールを追いかける 
    
   私が今こうしている時に・・・・    

    オーストラリアではコアラで昼寝をし
    マウイ島ではイルカが群れ
    モンマルトの丘では似顔絵が描かれ
    モンゴルでは遊牧民がテントをはる
    ウォール街で為替ディーラーがネクタイをゆるめ
    アフリカのサバンナではシマウマの子が生まれる

    日本のある産院では新たなうぶ声が聞かれ
    家族は何かを決意し、親になった人は
    その鮮烈なる命の輝きにたじろぎ、おののき、瞳を涙でにじませる

   そんな地球で・・・・私は、今・・・

   〜〜〜
   
                 

   もう二十数年も前になるが、松下の用件をもって司馬遼太郎さん
   を訪ねたことがあった。そのときに司馬さんから
   「ことを考えるときには、一人広大な砂漠にいるという思いで
    考えることが大切なのです」
   と教えていただいた。素直な心で考えるときの、わかりやすい
   たとえであると、深く記憶に残っている。
    こだわらず、とらわれず、素直な心で考える。行動する。
   そのときに私たちは、正しい判断をすることができる。
     

  
  上記は『成功の法則 松下幸之助はなぜ成功したか』(PHP研究所)から
  の引用です。ここで、「松下」とはもちろん松下幸之助氏のこと。
  司馬氏を訪ねたのは、この書籍の著者であり、PHP研究所の副社長で
  ある江口克彦氏のことです。

   〜〜〜

  さてさて、上記の私の実践例は何かの参考にして頂いて、
  要(かなめ)は、少し、今の自分から自分の発想や想像力を駆使し
  離れることです。そして、その離れた時間、空間から自分をみつめて
  みることです。

  すると、目の前にあるたわいものない、グレーな日常が、カラーとなり、
  “あなた様”をリセット、または、それまでとは違った状況認識をする
  きっかとなり、結果、素直な心を導きだすのかもしれません。

  何かの御参考になれば幸いです。

  さてさて、7月が終ろうとしています。
  お仕事や目標達成へ進捗状況は如何でしょうか?  
  どうぞお体を大切にされますこと、そして、“あなた様”がリーダーと
  してこれからも益々ご活躍されますことを心よりお祈りしています。

               (^人^)
 
          本日は、これにて失礼します。

                               敬具

   平成十六年七月二十六日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、視野が狭くなっていないだろうか?

 2)私は、自分の可能性を自ら狭めていないだろうか?

 3)私は、想像力を大切にしているだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

  「努力が実る」
 
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 ◆追伸◆

  7/20日経新聞の夕刊「丸の内キャリア塾」のなかで、私のことが
  ほんとに小さな表の中ですが、紹介されました。    
  息子(5才)に新聞をみせて、そのことを話したところ
  「次は写真入りだね」とのこと・・・
  こうした何かを見抜いている子どもの感覚には驚かされるばかりです。
  妻と目をあわせ大笑いしました。(笑)    

  〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました!〜

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【ことば】

「自分が知っている範囲だけで生きる者は想像力を欠く者である」
                            
(俳優 ライオネル・スタンダー)         



松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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