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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【15通目】「小さくて偉大 」ヤイリギター矢入一男社長の言葉に学ぶ!

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『リーダーへ贈る108通の手紙2』
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               04.07.20
               15通目
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 リーダー様へ

  拝啓 ひまわりと背を比べ 幼き夏の日 蝉の声
 
  いかがお過ごしでしょうか?  

  ひまわりが、ぐんぐんと背を伸ばしています。
  銭湯からの帰り道。幼稚園のすぐそばを通ります。
  そこに大きな大きな“ひまわり”が咲いています。
  恐らく2mはあるのではないでしょうか。
  目を見張るとはこのことで、大人の私でも見上げるほどです。
 
  といったことで、銭湯に行ってきました。
  先週、「給湯器がこわれ、自前のお風呂をつくった」とかきました。
  すると、「銭湯に行かれたら」と、心温まる助言をメールで下さった方
  がいました。
  それもそうだと早速、我が子(5歳)をつれて行ってきました。

  現在「スーパー銭湯」が珍しくなくなりました。
  大資本が参入し、アメニティ性を追求したり、大型化をしていったりと、
  町の銭湯は大変なようです。

  私が行ったところも、そんな大変だと思われる町の銭湯です。
  家から歩いて5分もしないところにあったわけですが、
  こうした機があって調べて、それで初めてその存在を知ったわけです。
  「家から5分のところに銭湯があったのか!」とびっくりしました。

  行ってみますと、お年寄りが圧倒的多数でしたが、中には一人暮らしと
  思える若い人が何人かまじっていました。
  気さくな人が多く、または、銭湯というなんとなく皆が持つ印象がそう
  させるのか、我が子に話かける人が数人いました。
 
  最初、熱いお湯につかることができず息子は半ベソ状態でした。
  ですので、私も水を入れたいところでしたが、あまりぬるくしてはいけ
  ないとの気持もあり、蛇口をひねるのを躊躇していました。

  すると、そんな私を見て、気持を察してくれた人がいて

  「あー大丈夫だよ、お互い様なんだから、水入れてあげなよ!」
  
  と、声をかけてくれました。渡りに船とはこのことで、それで、わが子
  を無事に湯舟に入れることができました。
  子どもにとっては、プールに等しいものですから、なんとも大満足です。
  私も、そんな「人の機微」にふれ、体ばかりでなく、心も温まったとい
  うわけです。
 
  さて、お風呂上がりは缶ビールで、我が子はオレンジジュース。
  汗をひかせるためにも少し休憩です。

  その銭湯は、靴をぬいで上がると、すぐに休憩するための空間があり、
  そこで皆、テレビをみたり、雑談をしています。
  番台がちょうど、その中央にあり、その両側に男湯、女湯の入口があり
  ます。
  ビールを片手に、肩にタオルをかけて休んでいますと、皆が、番台に座
  っている「おばさん」とあれこれ話をしているのが目につきまます。
  中には、「あつい、あつい」と大きな声で入ってきて、そのおばさんと
  ひとしきり話をして、それで、出ていった男の人もいました。
  なんとお風呂に入っていかないのです。
  大きな声で話すので、どうしても耳に入ってきてしまうのですが、
  人生相談に近い内容で、その「おばさん」は
  「あんた、ほんとしっかりしなさいよ!」
  とその男性を笑顔で叱っています。
  それで、その人も「がんばります!」と笑顔で応え、何やら満足気なの
  です。

  銭湯はお客様がお風呂に入り、その対価として入浴料を頂き商売を成立
  させています。
  ですが、「それ以上の何か」が、確かにそこにはありました。
  だから、人は集まってくる。
  人がそこに集まってくるのは、常に「それ以上の何かがある」から。

  そして、この「それ以上の何か」を「サービス」と言ってしまえば、
  急にそれは、ビジネスの風になるのですが、

  「それをそうは真似のできないことを自然とやっている」

  だかからこそ、それは「それ以上の何か」なのであり、そういった視点
  を失ってはいけないとつくづく思いました。

  その銭湯にも、後からなんとかつけたような小さなサウナがありました
  が、老朽化が激しいといった感じです。

  しかし、この「おばさん」の存在は、大資本が対抗しようと思っても
  そうはできないものであり、まさに「人材」ではなく「人財」である
  わけです。そして、その銭湯が全体でもって町という一つの有機体に
  しっくりと溶込んでいるという感じがしてくるのです。
  失礼しました。「有機体」などという“こ難しい”言葉を使いました。

  いいたことは、以下のことです。

   ★有機体的世界観

  という考え方がありまして、これを、調べますと、こうあります。
            
  
   
   人間はもちろん、この世の構成物であるあらゆるものすべては、
   互いに内面的関係をもっており、孤立したものではないとする見方。
   古代には一般的であったが、近代ではドイツ-ロマン主義や
   コント・スペンサーらの社会有機体説に現れている。

                        (『大辞林』より)
  
  
  で、この世界観の中で、銭湯というもの、そして、そこにいた
  「おばさん」は、まさしく、そういった世界観を成立させるための
  とても大切な役割を果たしていて、そこに一つの価値があると考えるの
  です。価値があるとは、そこにお金が発生しても、人はくるということ 
  です。
  さらに、上記に「古代には一般的だった」とありますが、少し考えてみ
  れば、私たちはどこかでそういった考え方をもっているはずで、普段は
  忘れてしまっているだけのような気がします。

  あるいは、古代の人がもっていたとは、
  つまり人の本能に近い発想だとも考えられます。

  そんなことをとある町にひっそりと佇む「銭湯」は、思い出せてくれる。
  それは、町にある小規模の銭湯だったからこそでできる
  「オンリー・ワン」なのだと思います。

  先週、「日経新聞」の夕刊で連載されていた『人間発見』のコーナーは、
  「ヤイリギター社長」の矢入一男(やいり かずお)氏が主人公でした。
  ギター小僧であったならその名を知らない人はいないと思いますが、
  そうでない人には、聞いたこともない名かもしれません。

  ですが、そのギターを使う人は、桑田佳祐、藤井フミヤ、ミスチル、
  ポール・マッカトニー などなどです。
  最近、BEGINといっしょになって「一五一会」という四弦ギターを
  世に送りだしました。
  
  『高品質より我ら生きる道なし』

  をモットーに、小さな企業として経営を続けているわけですが、
  その社長の最終話(日経新聞7/16夕刊)に記された言葉が耳に残ります。

 
 
    ★『small great(小さくて偉大である)』  
  
  
  人は小さなものです。
  ですが、向上心を失わず、自分自身を磨くことを忘れなければ、
  その存在を誰もが「偉大」なものにしていけるのだと思います。

  「偉大」ということを、どうとらえるかは人それぞれですが、
  人は誰かにとって必ず偉大な存在になれるのではないでしょうか?
  子が親をみる視点のように、部下が尊敬する上司をみる目のように、
  または、ふらりと訪れた男性が、銭湯の番台に座る初老の女性をみるよ
  うに、そんな「偉大さ」というものが確かにあり、そういった存在に、
  人はかけあがっていくことができる。

  私も若輩者として、番台に座るあの女性のように
  人に笑顔をつくってあげられる存在になれたらと思いました。

  そんな銭湯での時でした・・・

  夏本番です。

  “ひまわり”が天まで届けと咲いています。

  どうぞお体を大切にされますこと、そして、“あなた様”がリーダーと
  してこれからも益々ご活躍されますことを心よりお祈りしています。

               (^人^)
 
          本日は、これにて失礼します。

                               敬具

   平成十六年七月十九日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、自分を卑下しすぎていないだろうか?

 2)私は、自分を必要以上に下げていないだろうか?

 3)私は、自分の力、その力を全て出しきっているだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「きっとできる」

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 ◆追伸◆

  【「本のプレゼント」抽選発表】
 
  改めましてたくさんの「御応募」「読者の声」ありがとうございました。
  まずは、抽選発表です。
  以下の5名の方に松下幸之助氏が書いた『リーダーの条件』(PHP研究所)
  当選されました。外れてしまった方、本当に申し訳ございません。
  また本のプレゼントはやりますので、
  どうぞ懲りずに応募してやって下さい!お願いします!(^^;
  
              【当選者】
       
        ★「kazu」さん   
        ★「なんちゃって管理者」さん
        ★「なお丸」さん
        ★「もみちゃん」さん
        ★「ゆー」さん

  【読者の「声」】

  この度頂きました「読者の声」は、こちら↓にてご覧になれます。

        http://www.earthship-c.com/Voice.html

  まだ一部ですので、これから追加していきます。
  貴重な時間を割いて「お言葉」を下さった方々に心から御礼申し上げます。    
    

  〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました!〜

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【ことば】
「自分の中にある疑念は、裏切りものである。
 それは、試みることを恐れさせ、勝ったかもしれない
 勝利をとり逃させてしまう。」
                            
 (ウィリアム・シェークスピア)



松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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