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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【10通目】「人は変われる 」カミュの『異邦人』に学ぶ!

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『リーダーへ贈る108通の手紙2』
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               04.06.15
               10通目
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  リーダー様へ
 
  いかがお過ごしでしょうか?  

  東京は今週、梅雨は一休みとの予報です。
  さすがにこれは当るのでしょうか?
  今年は気象予報士の方は大変なようです。

  天気は変わるもの。人の心もまた然り。
  人は常に変化していく。これ常態なり。

  〜〜〜
 
  先日『バカの壁』(新潮社)で一躍、時の人となりました養老孟司氏の
  講演を聞いてまいりました。
  その著書でも「人は常にかわっていくもの」「流動的な存在」であると
  強調されていましたが、講演でもそのことを繰り返し主張していました。
  解剖学という動かぬ、語らぬ人を相手に生きてきたからこそ、なんと、
  生きる人はうつろいゆくのかと、その差に驚きがあるようです。
  
  東大を辞めて翌日のこと。
  世間の光は「こんなにも明るかったのか」と、心の底から驚いたと言っ
  ていました。
  何も太陽がかわったわけではなく、それは、氏が東大を辞め、
  自分が変わったのだということでした。
  確かに太陽が1日でその光の程度を変えるということはない訳です。

  〜〜〜

  カミュの『異邦人』(新潮社) という小説があります。
  ムルソーとマリーという登場人物がいます。
  その中の一場面にマリーがムルソーに、わたしと結婚したいかと尋ねる
  場面があります。
  するとムルソーは、マリーが望むならかまわないと答えます。
  しばらく沈黙が続き、マリーがこう言います。

 
 
   「あなたは変わっている。あたしは、きっとそのためにあなたを
    愛しているのだろうが、いつか、そのおなじ理由であなたが
    嫌いになるかもしれない」  
  

   ★人は変わっていくもの。
  
  しかし、こうした覚悟があればこそ、二人の絆は強くなるような気が、
  私はします。ただ、小説の方はどうなのでしょう・・・
  さて、私も変わりものです。友人知人の集まる席に夫婦で出席すると、
  いまだに妻は聞かれます

   「よく結婚したね〜。どこがよかったの?」と。

  さてさて、私の妻にマリーのような覚悟があったのかわかりませんが、
  なんとか結婚生活は続いています。
  失礼しました。(笑)そんなことが言いたかったのではなく、さきの
  セリフからは、養老氏の言わんとするのと同じく
  
   ★人は変わっていくもの    

  との感慨を持ちますが、それと同時に何か心にひっかかるのは、以下の
  ことです。

  
 好きなところが嫌いになるのは、“変わっている”という「同じ理由」である。
  それがためにものごとが180度ひっくり返る。
 

  そこで考えます。
    
  
 
   「“失敗は成功のもと”であるが“成功は失敗のもと”でもある」  
  
  
      
  もう言い尽くされた感のある概念です。
  「変化を常態とせよ」と言えますし、「失敗を恐れるな」または
  「成功に安住するな」とも言えます。

  ユニクロの柳井氏がこれまで、その経営にあたりずっと参考にしてきた
  ある本が先日、再版されました。絶版となっていたので、柳井氏はその
  コピーを社内に配布していたと言います。

  『プロフェッショナル・マネジャー』がそれです。
  (著 ハロルド・ジェニーン ダイヤモンド社)

  その中にも当然のごとく、上記に関するようなことが書かれています。

 

   「人は失敗から物事を学ぶものだ。成功からはなにかを学ぶこと
    はめったにない。
    たいていの人は、“失敗”の意味を考える以上の時間をかけて
    “成功”の意味を考えようとしない。」
       

  そんなことは当り前だと、言いたくなりますでしょうか?
  そうなんです。当り前なんです。これをさかのぼりますと、
  
   ★変化は常態

  だから当然なんです。そして、人はそのことを時に忘れる。
  
  失敗したときには、これから成功へと、つまり変化させていくことに
  集中します。そこで、失敗から物事を学びます。
  では、なぜ成功から学ばないとジェーニン氏は言うのでしょうか?
  それは、成功が一つの到達点であり、それが続くものだと信じてしまう
  からです。
  つまり、それは「変化しないもの」だと、人は考えがちなのです。

  ある部下A君に対しては「こう指示したからうまくいった」と思い、
  B君にしてみると「まるで逆の反応」だったということは日常茶飯事
  だと思います。つまりは、同じ手法で成功もし、失敗もする。

  しかも、翌日A君に同じように対処したら、まったく違う反応だったと
  のことも、あるわけです。
  なんだか頭が痛くなってきますが、これら全て含めて、その頭痛のタネ
  となることも、また、必ず変化していきます。

  それが言いたいことです。

  ままならぬこともあるかと思います。
  思った通りに成果を上げられず、評価がえられないことも、時には
  あるのではと思います。
  しかし、それらもすべて変化していく。
  なぜならば、人は常に変化しているからです。変化する可能性を多分に
  秘めているからです。
  それが、ないから困っているんだとの声が聞こえてきますが、なければ
  それも備わります。
  なぜならば、人は変わっていくからです。

  と、何やら禅問答のようになってしまい失礼しました。

  が、養老氏は言います。
  細胞は常に死滅し生まれ変わっているわけだから、1年前の私と今の私
  とでは、生物学的にみても体の細胞は99%以上違うんだ、と。
  つまり、すっかり変わっている、日々変化し続けているのだと。だから、  
  
   ★人は必ず変われる

  そう思うのです。
  ですので、「元気、勇気、やる気」をその日ごとに充満させ、
  “あなた様”が活躍されるますことを私は信じているわけです。
 
  お体を大切にされますこと、そして、“あなた様”がリーダーとして
  これからも益々ご活躍されますことを心よりお祈りしています。(^人^)
 
   本日は、これにて失礼します。

                               敬具

   平成十六年六月十四日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、事をまえに立ち止まっていないだろうか?

 2)私は、失敗を恐れ立ち止まっていないだろうか?

 3)私は、成功のなかで立ち止まっていないだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

===================

 ◆102℃ WORD◆

  「誇りとともに」

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 ◆追伸◆
 
   先週、スーパーから浄化した水をもらってきているという話しをしま
   したが、水道の水とそんなに違うものかと、飲み比べてみました。
   「う〜〜ん」
   こうも違うのかとびっくりしました。(・・;)
   味音痴な私ですが、それでもわかるほどでした。

   
   〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました〜

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【ことば】
「成功は失敗よりずっと扱いにくいもののように私には思える。
 なぜなら、それをどう扱うかは、まったく本人しだいだからである。」
                            
 (ハロルド・ジェニーン)
 『プロフェッショナル・マネジャー』より
 (著 ハロルド・ジェニーン ダイヤモンド社) 



松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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