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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【7通目】「小さな変化 」イチロー選手がスランプから抜けだしたのは?

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『リーダーへ贈る108通の手紙2』
 http://www.earthship-c.com

               04.05.25
               07通目
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  リーダー様へ
 
  拝啓 久しき空の青の色 緑とともに いただます
 
  いかがお過ごしでしょうか?  

  東京は先週、どんよりとした天気続きでしたが、やっと昨日(5/24)青空
  を見ることができました。
  さて、5月もいよいよ下旬となりました。  
  私もサラリーマン時代は、毎月、この頃はあれやこれやと雑務も増え、
  何かとせわしくなったことを覚えております。
  貴重なお時間です。早速、論を進めてまいりたいと思います。

  とは言いながら、いつものごとく少しだけ前ふりを。
  今回は、先週(6通目)の続きのようなものです。
  といいますか、先週の分が、今回7通目の前ふりでもありました。
  先週、前段でこんなことを書きました。

 
   本質は「ちょっとした視点の変化や、小さな言葉で何か心が
   すっと軽くなり、やる気がでてくる」といったことです。
   そんな小さな変化の積み重ねがとても大切だと、私は思っております。
     

  この根拠となるのは、第1弾の『リーダーへ贈る108通の手紙』で
  何度か申し上げましたが、複雑系という最先端科学で言われております
  
   ★摂動敏感性

  というものです。
  ちょうど第1弾の7通目(2003.7/15)が、その話でした。
  もしお時間があれば、バックナンバーをとうぞ!
  http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000112707  
  ただ、月末です。お時間がないかと思います。ので、簡単に言いますと

 
    “ほんのささいな変化が、極めて大きな変化を引き起こす”
 

  ということです。
  それが、自然の摂理として、世界の頭脳とも言える科学者などが結集し
  て研究した結果として、そうした性質が“ものごと”にはあるのだとい
  うことです。
  ですので、今、現在、何らかの課題、お悩みをかかえ、ままならぬ状態
  であっても、何か、ほんの小さなきっかけで“がらり”と今の状況が
  180度かわっていくことは、充分にありうることです。ですので、
  「元気・勇気・やる気」を忘れずにいて欲しい。それが私の願いです。

   
 
  
   人間は何かの弾みで愚痴を言ったり嘆いたり、悲観的になるけれど
   また何かの弾みで希望と勇気と自信を見つけることもできるものな
   のだと、ある時の男三人の深夜の会話を今でも思い出す。
     
 
   
  これは、日経新聞の「交遊抄」(04.5/8)というコーナーにあった、
  落語家の柳家権太楼さんの言葉です。

  日本ハムの看板選手であった広瀬哲郎さんが、壁にぶつかり彼の知人と
  三人で飲んだ時「野球を辞める」と打ち明けたそうです。
  その頃、柳家さんは新米の真打ち。寄席(よせ)の一席の途中で
  席をたってしまうお客さんもいたような状態だったそうです。
  だからか、その時、柳家さんは

 

   「自分からギブアップはやめようよ。辞めろと言われない限り、
    やるだけやろうよ。」と夜明けまで話し合った。
       
 

  とのことです。  
  翌年、日本ハムは大沢監督となり広瀬選手はオールスターにも選ばれ
  ゴールデングローブ賞も取ったとのことです。
  
  〜〜〜

  さて、同じく日経新聞「交遊抄」。上記の新聞から数日すぎた14日付
  朝刊、同じく野球選手のこんな言葉がありました。

 

   意外な言葉に、どれだけ勇気と自信をもらったことか。
   これほど信頼してくれるならゆとりを持ってプレーができる。
       
 
   
  元、阪神中村勝広選手(現、オリックス球団ゼネラルマネジャー)
  の言葉です。

  これは1975年の巨人戦の一場面のことだそうです。
  二塁手だった中村選手は、続けざまにエラーをしたところ、当時の
  吉田義男新監督がグランドでてきた。そこで、これはもう交代だと
  思い、ベンチに下がろうとした時のこと。

 
   「どうしたんだ」と呼び止める監督に「交代でしょう?」と答えた。
   すると「バカか。もう一つエラーせい」。
       

  この言葉に、中村選手は奮起し、その年、キャリアで最高の成績と
  残せたそうです。そして、この時、前シーズンまでのようにかえられ
  ていたら、自信を失い「今の私はなかった」と言います。

  〜〜〜

  かなり前に見たテレビなので、以下の話しは二つとも正確とは言い切
  れないのですが、大きくはズレてないので紹介します。

  鉄人衣笠(きぬがさ)と言えば、元広島のスター選手。
  豪快なスイングで三振も多い選手でした。
  ある時期、衣笠選手がひどいスランプに陥ります。
  チームに貢献できない日々が続きます。しかし、連続試合出場の記録
  もあり、チームとして衣笠選手を出場させ続けた。その苦しみの中で、
  スランプから脱出するきっかけとなったのは、
  たった一つのフルスイングした「空振り」だったというのです。
  その一つのフルスイングで自分の中にあった何かがはじけ、そして、
  スランプからぬけ出していったというのです。

  大リーグで活躍するイチロー選手。オリックス時代のこと。
  やはりスランプがあった。衣笠選手と同じように小さな出来事で、それ
  を克服することになる。それはボテボテの内野ゴロだったというのです。
  そのゴロを打った瞬間にイチロー選手は何かをつかむ。

   「一つの内野ゴロ」
   「一つの空振り」
   「一つの監督からの言葉」
   「一つの落語家からの言葉」  

  それらは、小さなことかもしれません。その人以外の人間にとっては
  何の意味もないことのように見えるものかもしれません。
  しかし、それぞれの選手にとって、かけがえのない一瞬であり、
  その後の「大きな変化」を巻き起こす「小さな変化」であったわけです。
  
  〜〜〜 
 
  佐藤初女(はつめ)さんという方がいます。青森県で「森のイスキア」
  という人生の壁にぶつかった人、心の病で苦しんでいる人を「おにぎり」
  で、もてなし「癒す」という活動をされている方です。
  以下は『心の深みへ』(著者:柳田邦男 河合隼雄 講談社)という本
  の中にあった話です。

  
   
   ある自殺を心に決めた女性が「森のイスキア」の噂を聞き、訪れる。
   そこで佐藤初女さんに会い、話をした。しかし、特に助言らしい話
   もなく、その人は失望した気持で帰る。やっぱり「死のう」と。
   だけど、帰りの列車の中でお腹がすいたのでもらった「おにぎり」を
   食べる。おいしい。
   その時、何かがはじけたように涙がどっとあふれてくる。
 
   「こんな自分のために、お腹がすいてはと、おにぎりをむすんで、
    もたせてくれた人がいる」  
      
 
  

  「たった一つの小さな“おにぎり”が・・・・」

  佐藤初女さんについては著書も多いので、もし、御興味があれば。
  『いまを生きる言葉「森のイスキア」より』(講談社)
  『おむすびの祈り』(PHP研究所)など、多数です。

  〜〜〜

  といったところで、もう、あまり言葉はいらないと思います。
  ビジネスに特化した話ではありませんでした。
  しかし、“あなた様”の御経験の中で何か思い当たることがあるのでは
  と思います。「いや、そなんことは過去に無い」ということであれば、
  そのことを大切にされますと、これからきっと何か良いことが起きてく
  るのではと思います。

  以上の話、「小さな変化」に辿り着くまでの過程があったということ、
  それも大事であるということは言うまでもありません。
   
  本日も、何かしら御参考になることがありましたら、
  小生、嬉しい限りです。本当にありがとうございました。
  
  本論を終えます。
              
  〜〜〜

  お体を大切にされますこと、そして、“あなた様”がリーダーとして
  これからますます活躍をされますことをお祈りしています。(^人^)
 
   本日は、これにて失礼します。

                               敬具

   平成十六年五月十七日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、小さなことと極端に何かを軽視していないだろうか?

 2)私は、すぐに「答え」を求めすぎていないだろうか?

 3)私は、何か考え方が偏ってないだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

  「思いやり」

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 ◆追伸◆
 
  本当にありがとうございます。
  お陰様でいつのまにか総読者数が★5000人を越えておりました。
  1通、1通、“あなた様”に「元気、勇気、やる気」をと、したためて
  いるつもりです。ですが、もちろん、毎回、それが達成できているとは
  ゆめゆめ思っておりません。10通のうち、その中の一文くらいに何か、
  心にひっかかるものがあり、それが小さな変化の「源」になればと考え
  ております。
  といったことで、「真心をこめてお届けする」ことを忘れずに、これか
  らも頑張っていきたいと思います。
  今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
  そして、ここに改めて御礼申し上げます。
   
   〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました〜

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【ことば】
「心を伝えるのに、時として言葉には限界がある。そいうときには
 おにぎりにかぎらず心をこめた何かのものが相手の心に届くこと
 があるんですね。人間の心というものは深いですね。」          
      
 (柳田邦男)
     
《『心の深みへ』(著者:柳田邦男 河合隼雄 講談社)より》



松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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