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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【6通目】「プロ意識 」ロバート・キャパの言葉に学ぶマチュアとプロの違い!

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『リーダーへ贈る108通の手紙2』
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               04.05.18
               06通目
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  リーダー様へ
 
  拝啓 蟻の巣をみつけて笑う春家族
 
  いかがお過ごしでしょうか?  
  
  5月もいよいよ中盤から下旬へと向かおうとしています。
  今月もいろいろなことがあったと思います。
  「いやいや変化のない毎日であった」とため息の一つでもつきたいと
  お考えかもしれません。
  そういった時には、ため息一つついて、そして、ついた自分を空から眺
  めてみるのは如何でしょうか。
  視点をかえると良くいいますが、「自分の頭のてっぺんを空から眺めて
  いる自分」を思い描いてみる。
  そして、今日は「青春時代に読もうと思っていたけど、なんとなくやめ
  てしまった本」をもう一度さがしに行く、というのは如何でしょう?

  「そんな時間は無い!空から自分の頭だって!くだらない!」

  と叱られそうですが、本質は「ちょっとした視点の変化や、小さな言葉
  で何か心がすっと軽くなり、やる気がでてくる」といったことです。
  そんな小さな変化の積み重ねがとても大切だと、私は思っております。

  先週末、そんなやる気のでる「事」がありました。 
 
  それは、ほんとに小さな出来事と言葉でした。

  〜〜〜
  
  先週土曜日のこと。ご先祖様を拝みにお墓参りにいってきました。
  場所は、富士霊園です。静岡県です。東京からは車で2時間〜3時間と
  いったところです。
  まさにお陰様で、天気に恵まれました。東名高速を走りながらくっきり
  と日本一高い山を眺めることができ、家族で声をあげました。
  少し霞んではいましたが、まだ雪帽子をかぶった富士山。裾野までしっ
  かりと見えました。海外から訪れる人を感激させるその山ですが、改め
  て「それはそうだ」と首を縦に何度かふりました。

  お墓につきますと、いつもの通り、季節の花が墓石のまわりに植られて
  いました。パンジーが目につきました。その他の花もあるのですが、
  等間隔に、まるではかったかのように並べられているその様をみて、
  その仕事をした人の心が伝わってきました。
  霊前ですので、ただでさえ普段にはない神妙さが心に満ちています。
  その人の仕事にかける姿勢のようなものが確かに感じられました。

  「なんとも芸術的だな〜」

  などと感じ入り、自分にはないその丁寧さに頭を垂れました。

  そんな五月晴れの土曜日でした。

  〜〜〜

  さて、明けて日曜日は、あいにくにの雨。朝からどんよりと・・・
  テンションの高い我が子も昨日の小旅行の疲れか何か元気がありません。
  
  「今日はゆっくりと家で」と思っていたのですが、ふとカメラマン
  ローバート・キャパの写真展がそろそろ終わりに近づいていることを
  思い出しました。すると、なんと16日が最終日で、「今日までか!」
  と声を出し、あわてて出かけました。

  東京は恵比寿にあります、東京都写真美術館が開催場所でした。
  雨だからか、日曜日だからか、最終日だからか、世界の情勢がこうだか
  からか、とにかくかなりの人でした。
  今回の展示会はロバート・キャパ没後50周年を機に開かれたものです。
  ですので、なくなったのは1954年です。生まれたのは1913年。
  ブタペストで命を授かり、享年は40歳でした。

  キャパは戦場カメラマンです。その人生のほとんどを戦場に託したと言
  ってもいいのではと思います。今回、展示されたものもほとんどが戦場
  に生きる人を写したものでした。
  
  あまりにも有名な「崩れ落ちる兵士」の展示もありました。
  どんな写真かと言いますと、兵士が撃たれ瞬間を撮影したものです。
  ネットで「崩れ落ちる兵士」をキワードに検索しますと出てきますので
  もし御興味があれば・・・いろいろと物議をかもし出した写真です。
  http://www.yahoo.co.jp/

  そんなとにかく世界的に有名なキャパですが、会場に彼の語録が書かれ
  たパネルがありました。
  それを読み「なるほどと」唸りました。唸って、お墓のまわりにお花を
  丁寧に植えた人のことを思い出しました。
   
  当日購入した図録から引用します。
  『没後50年「知られざるロバート・キャパの世界」展』図録より。  

  
    
   写真を芸術であるという人と、それを専門的な職業であるという人
   とふたとおりある。しかし自分の考えからいうと、芸術であるとい
   う人はアマチュアである。そうして偉大な人は、それを専門の職業
   であるというわけです。
     
 (『カメラ毎日』1954年7月座談会より)
 
  

  専門の職業とは、つまり、

   ★プロフェッショナル

  であるということ。
  
  キャパは愛する恋人ゲルダ・タローを戦場で失いました。
  このタローは、あの「芸術は爆発だ」の岡本太郎氏からとったとものと
  言われています。彼女もキャパ同様、戦火をかけめぐる人であり、仕事
  の上でのよきパートナーでした。
  
  たったの20日で4万人の死者を出したブルネテ戦線。
  彼女がその前線を取材中のことでした。戦車に轢(ひ)かれ、翌朝帰ら
  ぬ人となりました。1937年7月26日のこと。
  その時、キャパはパリにいました。

  ブルネテ戦線とは1936年に勃発したスペインの内戦のことです。
  恥ずかしながら私は、スペインという国に、これほどの激しい内戦があ
  ったことを知りませんでした。

  私は、今回それをキャパを通して知りました。
  私はカメラが特に好きという人間ではありません。デジカメを一昨年初
  めて買ったという人間です。
  しかし、その展示会を通して、彼が後世を生きる人に何かを伝えようと
  命をかけこと、その志を微量でも受け継ぎたいと思ったのは確かでした。
  
  そして、上記の言葉が胸に残ります。

  墓石のまわりに花を植えた人もまたプロでした。
  専門の職業を意識した「誇り」がそこに並べてありました。

  ロバートキャパは1954年5月25日に亡くなります。
  前進するフランス軍を撮影するために野原へ入りました。

  そこに地雷がありました・・・

  彼が地雷を踏んだ仏領インドシナ(現ベトナム)に向かったのは、
  なんと日本からでした。日本滞在中に、あのアメリカで有名な雑誌
  「ライフ」から、インドシナ戦争を撮影する要請があったのです。

  何か日本と「縁」のあるキャパ。

  ほんの小さな言葉ですが・・・

  氏の言葉を胸に秘めたいと思います。
  
  本日も、何かしら御参考になることがありましたら、
  小生、嬉しい限りです。本当にありがとうございました。
  
  本論を終えます。
              
  〜〜〜

  お体を大切にされますこと、そして、“あなた様”がリーダーとして
  これからますます活躍をされますことをお祈りしています。(^人^)
 
   本日は、これにて失礼します。

                               敬具

   平成十六年五月十七日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、仕事に対して「プロ意識」をもっているだろうか?

 2)私は、「誇り」を失ってないだろうか?

 3)私は、何か大事なものを捨ててしまってないだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「変えてよいものと、変えてはいけないものがある。」

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 ◆追伸◆

  昨日(5/17)は、我が子の誕生日でした。5歳になりました。
  ベットの上にプレゼントをおいておきましたら、
  「サンタクロースが来た、サンタだ、サンタだ」と大変な騒ぎに
  なりました。まだ、その存在を信じる人をみるのは、なんとも
  心が洗われます。
   
  〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございました〜

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【ことば】
「京都の街はとても静かで、ことに新緑の美に打たれた。人々は
 とても親切で、どこでも自由自在に写真を写させてくれるし、
 古い建物はりっぱに保存され、東京や大阪の大都会から来ると
 初めて本当の日本に来たような気がした。」          
      
(ロバート・キャパ)
(『カメラ毎日』1954年7月 金澤秀憲同行記より)



松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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