ビジネスリーダーへ元気・勇気・やる気を贈るメールマガジン

『リーダーへ贈る108通の手紙』

HOME > メルマガ > 2003バックナンバー >【99通目】

【99通目】ガンジーの言葉「敵を許すことは」。

**************************************************

『リーダーへ贈る108通の手紙』
 http://www.earthship-c.com

              03.12.05
              99通目
*************************************************

リーダー様へ

  拝啓 青空が 師走にとけて 祈る花
 
  如何お過ごしでしょうか?

  さて、2通ほど特別版ということできました。
  本日、金曜日、ちょうど区切りがよいので、また各コーナー抜きます。
  といっても、手抜きではないので御理解を!(笑)
  昨日からの続きでございます。 

  〜〜〜 
 
  先日、家の近所のホールで聖路加国際病院理事長である日野原重明氏
  の講演がありました。1000人も入るホールは、満席。超満員。
  そして、先着順ということで、残念ながら帰らざろうえない人も多数
  出たそうです。

  そのことを告げたのは、講演の冒頭、日野原先生からでした。そして、
  その方々のことを気づかい、テープでも差し上げたら如何ですか?と
  主催者側に御提案されたそうです。

  これほど高名になっても、偉ぶらない。
  細心な、なんとも素晴らしき配慮に心を打たれました。

  さて、時間を少し戻しまして、舞台への登場シーンです。
  手を高くあげながら舞台の袖から突然あらわれました。
  会場は、ちょっと面をくらったように静かになったのですが、瞬間的
  に大喝采です。耳が割れんばかりでした。
  そして、本当に92歳なのかと目を疑うほどのしっかりとした足どり。
  そこに、わたくしは、人間の尊さを見ました。   

  講演が始まります。
  観衆を魅了する巧みな話術。厳しい話、笑える話、涙を禁じ得ない話。
  会場は、大爆笑に包まれたり、すすり泣きが聞こえてきたり、
  緊張に包まれたり、まるでジェットコースターのようでした。

  本当に素晴らしい講演でした。

  さて、その内容について詳しくは申し上げられないのですが、一つは、
   
   ★新しいことにチャレンジしよう

  何歳になってもいいから!失敗したっていいじゃないですか!
  それが活き活きと生きることにつながるんですよ!

  ということ。
  そして、もう一つは

   ★許す

  といういこと。
  それは、日本人がとても大切にしてきたことのはずだった。
  それが、今、すっかり忘れられている。
  そんなことを様々な例をひいてお話されていました。
 
  その時、私は、ある言葉を思いだしました。

 
    「敵を許すことは、敵を罰することより気高いことです」
 

  半裸の聖者マハトマ・ガンジーの言葉です。
  彼は、150年も続いた、英国の植民地支配からインドを解放へと
  導いた人です。その主義は、「非暴力」。

  「暴力はさらなる暴力を生む。
   非暴力は相手の良心を目覚めさせることができる。」

  さてさて、昨日の話しと連動してきます。

  この許すという心。これは、いわば母性です。
  人間には、父性と母性、その双方があります。それは、男性にも、女性
  にも言えることです。
  女性だから父性がないということはありません。
  男性だから母性がないということはありません。
  
  父性は厳しさ。母性は優しさです。
  叱るのは父性です。褒める、許すのは母性です。

  その双方が人間にはあります。個人によってそのどちらかが、強い
  ということは言えますが、必ず二つあるのです。
  織田信長とて母性があり、その優しき面があったことはよく言われる
  ことです。

  そして、ここで誤解をされてしまいますので、予め申し上げておきます。

  「許す」ということは「妥協」ではないということです。
  そして、何でもかんでも許せばいいというわけではない。
  ここでの「許す」とは、可能性にかけるということです。
  そこには責任がともなう。  
  それは、極めて能動的なことであり、大いなる勇気がいることです。
   
  「妥協」について少しふれます。

 

  「協調と妥協の差は、協調は、そのことをするまでに苦しみがある
   のに対して、妥協は、そのことが終わってから苦しみがある点に
   ある」

  「妥協は-自分が負けることで-勝負が早くつくが、協調は未来に
   向かって、息ながくやり抜いてゆくものなのである。」

 

  これは、『働きざかりの心理学』(新潮社)からの引用です。
  著者は河合隼雄氏。

  さて、結論です。

    ★憎しみは妥協

  これが、言いたいことです。
  それは、逃げだということです。簡単なことだということです。
  そして、継続性がある。連鎖する。
 
  それが、「憎しみが憎しみを生む」ということです。

  「許す」とは「協調」であり、そこには苦しみがある時もあります。
  しかし、その「協調」していくことの中で、自分自身にないものを
  見ていく、得ていく。それを未来に向かってやり抜いていく。
  そこに個人の成長があり、そして、それは息の長いもの。

  そう考えます。

  だから、
   
   ★許すとは気高いこと

  ガンジーは、今もって、我々に大切なことを教えてくれている。

  そして、現在、92歳、現役バリバリの医師、日野原先生も。

  講演の時、わたくしは、一番前の席に座っていました。
  目の前に立ち、何度となく目が合いました。その中で一度だけですが、
  10秒ほど先生と目があい続けた時がありました。それに応えようと、
  わたくしも先生の目を見ていました。
  高齢の方が多い中、わたくしは、ひと際目立っていたのでしょうか。

  「次の世代の人!しっかりしなさいよ!」

  目は、そう語っていました。 

  ★許すとは気高いこと  
  
     
  本日はこれにて失礼します。

                               敬具

   平成十五年十二月四日

                           松山 淳より

 
****************************************************

■発 行 者:アースシップ・コンサルティング  松山 淳(35)
■U R L: http://www.earthship-c.com/
■叱咤激励: j@earthship-c.com
■疲れた方:『そこにある優しさ』
       http://www010.upp.so-net.ne.jp/SOKOYASA/
■発  行:まぐまぐ(http://www.mag2.com/) 
      melma! (http://www.melma.com/)
      Maky! (http://macky.nifty.com/)
      Pubzine(http://www.pubzine.com/)
 
■部  数:3970部(03.12.4時点)

 ※本メルマガの著作権は松山にあります。文面について、社内資料、アル
 バイトへの配付資料などに対して許可なく使用した場合、私は喜びます!
 ですので、どんどん使って下さい!みんなで明るくがんばりましょう!

*******************************************************



松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

リーダー層のマインドセットをチェンジする。世界50ヵ国以上の企業が導入するMBTI自己分析メソッドを活用したリーダー研修。資料(PDF)をメールいたします!

サーンバントリーダーシップ研修

「強さ」「有能さ」を全面に押し出すのはなく、「支える」ことでフォロワーたちを導くリーダーシップ・スタイルがあります!女性管理職、次世代リーダーに向いたリーダーシップとして好評!

アースシップ・コンサルティング・ロゴ

アースシップ・コンサルティング
〒152-0034 東京都目黒区緑が丘1-6-4 TEL&FAX(03)3725-4277

e-mail:j@earthship-c.com