ビジネスリーダーへ元気・勇気・やる気を贈るメールマガジン

『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【84通目】成功への最短距離は、失敗の確率を二倍にすることだ!

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『リーダーへ贈る108通の手紙』
 http://www.earthship-c.com

              03.11.13
              84通目
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 リーダー様へ

 拝啓 霜月の 久しき光り 弾む空
 
  如何お過ごしでしょうか?

  さて、『リーダーへ贈る108通の手紙』コツコツやってまいりまし
  て、お陰さまで多くの方からメールを頂くようになりました。
  その中で、最近、以下のようなものが目立ちました。
  

   実際にこのメルマガをプリントアウトするなりして、、
   部下などに配り、一緒に考える機会をもつようにした。
   また、その事を通して“気づき”を共有するようにしている。
   その結果、少しづつ良い方向に雰囲気が変わり始めている。
 
 
  誠、発行者冥利につきる、お言葉であり、本当に嬉しく思っておりま
  す。ありがとうございます。

  このような部下への「お節介」は、是非とも続けて頂きたいと思いま
  すし、それは、リーダーとしての大切な素養の一つであると考えてお
  ります。
  本日も、決して「答」ということではなく、何かを考える材料、また
  は、そのきっかけとなるものを一つお届けしたいと思います。

  〜〜〜

  わたくしが、

   「○○さんからは、学んだな〜」
   「○○さんには、本当にお世話になったな〜」
   「今の自分があるのも、○○さんのおかげだな〜」

  と、頭を下げねばならぬ人が何人もいます。その人たちの共通点を考
  えてみます。すると、ちょっと響きがあまりよくないのですが、

   ★「お節介」

  ということが浮び上がります。
  ですが、「お節介」では、何やら、マイナスのイメージがありますの
  で、言葉を足していきたいと思います。

  『ハーバードビジネスレビュー』(ダイヤモンド社)という月刊誌が
  ございます。12月号の特集は「リーダーシップの心理学」です。
  ここ三、四年この雑誌でも、心理学に関する論考がとても増えている
  そうです。

  さて、今月のトップを飾る論は、2002年度マッキンゼー賞金賞を
  受けた「失敗に寛容な組織をつくる」(Richard Farson/Ralph Keyes)
  というものです。  
  
  「成功への最短距離は、失敗の確率を二倍にすることだ」
  
  という、IBMの創業者、トーマス・ワトソン・シニアの言葉で、そ
  れは、始まりす。さて、そのイントロにこんな文面があります。
 
 
   ほとんどの社員が「失敗」を恐れている。
   しかし、大半のリーダーが「失敗は成功の母」とうそぶく。
   いまマネジャーに求められているのは「エンゲージメント」、
   すなわち、部下のアイデアや行動を全面的に支援すると同時に、
   管理するのではなく、コラボレーションしながら、
   リスクへの恐れを払拭させるマネジメントなのだ。
  
  
  さて、ここに出てくる「エンゲージメント」なる言葉。
  この論文での一つのキーワードとなっています。
  
  エンゲージメント(engagement)と聞きますと、何やらすぐに
  エンゲージリングという名を思いだしてしまうのですが、まさに、
  一つの意味は、その通りで、「約束」「婚約」です。。
  もう一つ、主要な意味に「関与」ということがあります。

  この論文では、「エンゲージメント」を

 
   積極的に関与すること、あるいは関心を寄せること。
  
  
  と定義しています。

  つまり、これを日本語で簡単に言いますと、

   ★「よい意味でのお節介」

  というものなのです。よい意味とつけなければいけないのは、
  辞書を引きますと、「お節介」は、

 
   かえって迷惑になるような余計な世話をやくこと。
   また、そのような人やさま。            (大辞林)
 
 
  とあります。そこで、よい意味とつけなくてはいけないのです。
  ですが、では、この「節介」とは何なのかと調べます。
  すると、「よけいな世話をやくこと」と一般的に使われている意味が
  でてくるのですが、もつ一つあります。
  
 
   節操を固く守って世俗に流れないこと。       (大辞林)
 
  
  こうあるのです。
  節は「節操」「節度」などの「節」です
  介は「介入」などの意味で使われる、「仲立ち」という意味、そして
  もう一つは、「意に介する」という使われ方をした時には、

   ★「心にかける。気にする」

  という意味がございます。 

  「あの人は、いつも僕達を気にかけてくれている」
  
  リーダーであるならば、これは褒め言葉だと言っていいのではないで
  しょうか?
  これは、関心を示してくれている。積極的に関与するということです。

  こう考えてきますと、「節介」とは、何やら「エンゲージメント」に
  通じてくるのです。

  さらには、上記の通り「節操を守る」という意味も含まれてくる。
  では、普段何気なく使っている「節操」を辞書でちゃんと確認してお
  きます。すると、

  
  自分の信念をかたく守って変えないこと。 (大辞林)
 
  
  とあります。「お前は節操ないね〜」などといわれますと、つまりは
  「信念」とか「自分の意志」のようなものが無いということです。
 
  すると、この「節介」という意味は、さらに深い意味を持ちまして、
  リーダーとして、とても大切にすべきことを言っているわけです。  

  ただ、あまり「節介」という言葉は普段使わず、「お節介」の方が、
  日常会話に出てきます。
  ですので、「いい意味でのお節介」と言って、「人との関わりを大事
  にするのだ」という意を響かせます。 

  さらには、「エンゲージメント」と言ってしまうと、英語の達者でな
  い、わたくしなどは、ピンとこない。意味がぼやける。
  この論文を何度か読まないと、すんなりと記憶に残らない。
  ということもございます。 

  であれば、それに近い意味が日本語にありますので、“あなた様”に
  お伝えするにあたり、「いい意味でのお節介」と言っているわけでご
  ざいます。
  
  簡単には、腑に落ちませんが、その反対側に存在するものを敢えて
  あげるとするなら、それは

   ★「放任主義」

  です。
   
  まだまだ続けた方が「いい意味でのお節介」ですが、お忙しい方には
  本来の意味での「お節介」になってしまいます。(笑)
  ですので、本日は、ここで終了させて頂きます。
  
  今日は、序章ということで、明日、もう少し具体的な話をしていきた
  いと思っています。
 
  “あなた様”がリーダーとして、「元気、勇気、やる気」をみなぎら
  せ、本日も飛躍されますこと、同じ空の下でお祈りしています。
 
  残念ながら首の痛みはまだ続きます。
  どうぞ!どうぞ!お体だけは大切になさって下さい(笑)

  本日はこれにて失礼します。

                               敬具

   平成十五年十一月十二日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、部下とどう関わっているだろうか?

 2)私は、やる気を引き出すために何をしているだろうか?

 3)私は、失敗を恐れない雰囲気作りをしているだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆
          
  「心でつながる」

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 ◆追伸◆
 
   東京は昨日(11/12)久しぶりの秋晴れでした。
   一昨日は「白い息」などとこちらで書きましたが、
   お昼は、ポカポカでした。
   休みの日がこんな天気であればと思います。
   ボカボカ!ポカポカ!
        
   〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございます〜

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 ですので、どんどん使って下さい!みんなで明るくがんばりましょう!

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【ことば】 
「何かを投げかけることで、新しい興味ある知識なり考え方なりが返ってくるかもしれない。」   
   
(本田宗一郎)
(『本田宗一郎一日一話』PHP文庫より)
    
           
 会話のキャッチボール。心のキャッチボール!
 今日も一日是非ともがんばって下さい!!


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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