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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【79通目】天才軍師諸葛孔明が唱えた将の九つの型!

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『リーダーへ贈る108通の手紙』
 http://www.earthship-c.com

              03.11.06
              79通目
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 リーダー様へ  

  拝啓 空見上げ 霜月の道 新たなり   
 
  如何お過ごしでしょうか?

  さて、本日は、昨日からの続きでございます。
  
  「温故知新」について78通目でふれました。そして、「三国志」に登
  場する天才軍師が、「将」たるものについて述べたとされる
  「九つの型」があり、その事について話を始めるということでした。
  
  その天才軍師は、誰かと言いますと、「諸葛孔明」(181〜234)です。
  (「諸葛」の「葛」の字を代用しています。正確にはこちらです↓)
  
              http://www.earthship-c.com/koumei.html
  
  「九つの型」について、
  『諸葛孔明の兵法』(著者:高畠穣 三笠書房)から引用致します。


 
  将軍には、仁将、義将、礼将、智将、信将、歩将、騎将、猛将、大将
  の九つのタイプがある。
  
  仁将−徳と礼をもって部下に接し、飢えや寒さ、労苦を部下とともに
     する。

  義将−強い責任感を持ち、その場しのぎをいさぎよしとせず、名誉の
     ためには死を顧みず、生きて辱めを受けようとしない。

  礼将−地位が高くても傲慢にならず、敵に勝っても得意がらず、謙虚
     にへりくだり、正直でがまん強い。

  智将−臨機応変、いかなる事態にも対応でき、わざわいを福に転化し、
     危機にのぞんでもよく勝ちを制することができる。

  信将−信将必罰をもって部下に対し、賞するに時を失せず、罰するに
     貴人を避けない。

  歩将−軍馬より速く走り、意気高く、よく国境を固め、武器の使用に
     たけている。

  騎将−騎馬と弓に長じ、高い山、けわしいところもものともせず、
     作戦時にはまっさきに進んで敵にあたり、退却時にはしんがり
     をつとめて全軍を守る。

  猛将−その意気は三軍を圧倒し、強敵にたじろぐことなく、小さな戦
     いには慎重であり、強大な敵に遭遇すればますます闘志をかき
     たてる。

  大将−すぐれたものは丁重に迎えいれ、他人の勧告や意見をよく受け
     いれ、寛大で剛直、勇敢で機略に富む。


  
  以上、今から約1800年前の人間が考えたことですが、何かしら参
  考になることがあるかと思います。

  もちろん、「飢えや寒さ」「死を顧みず」「騎馬と弓に長じ」などと
  いうのは、とても現代にはそぐわない事です。
  ですが、会社や組織の中でそれを置き換えていくことはできると思い
  ます。

   ■「飢えや寒さ」といいましたら、不況時、経営難の時。
  
   ■「死を顧みず」となりますと、「死」を「辞職」とし「会社を辞
     職することになっても・・・」という個人の生き方に通じてき
     ます。
  
   ■「騎馬と弓に長じ」というのは、それぞれの職場で必要とされる
     専門知識をしっかりと身につけているか。
     または、コンピューターやインターネットを武器に見立てれば
     そういったものを使いこなせるか。

  そんな風に考えていくことができると思います。
  
  もちろん、上記は一例ですので、それぞれの置かれた環境によって
  思いつくものは、千差万別かと思います。

  〜〜〜  

  そして、「九つの型」について感じますのは、現代に十分に通用する
  ものであること。
  ここに書かれていることは、今、書店に並ぶビジネス書に頻繁に出て
  くる要素の結晶のようであります。

  まさに「温故知新」です。

  リーダーとして、一人の人間として、これら「九つの型」を全て持つ
  ことができたら!と、思いますが、やはり、それは、難しいことであ
  り、目がくらむ思いがします。

  ですので、これを「型」としてだけとらえるのでなく、リーダーとし
  ての「心得」と考えることも肝要かと思います。

  これらを読み、現在の自身に欠けているものを発見する。それととも
  に、どういった事をリーダーとして、自分自身が重視しているのか?
  それを確認する。自問自答してみる。

  ざっと読んで、「これが大事だ!」と強く感じるものがある。
  すると、それが、現在の“あなた様”にとって必要とされる要素なの
  かもしれません。

  そして、それは、時間の流れとともに変わっていく。
  なぜなら御自身は必ず変化しつづけています。
  そして、職場、会社が例え「変化がないな!」と思っていても、
  もの凄いスピードで社会環境は変わっていっています。

  ですから、「これが大事だ!」というものは、変わっていく。
  それは、一日単位でもそうかもしれない。

  そして、そこに矛盾を感じる。しかし、その矛盾を受け入れる。
  混沌がそこにある。すると、その混沌を見つめていると、その中に
  次のステージに上がっていくヒントが隠されている。

  「智将」としての行動を心掛ける。それが成果を生んでいく。
  臨機応援に対応し目標を達成していく。しかし、その時に果たして
  「大将」として他人の意見を聞くことをしているだろうか?と自問し
  てみる。または「仁将」として部下をしっかりとねぎらっているだろ
  うか?と考えてみる。

  人間は、顕在意識では、一度に一つの事しか考えられません。
  ですから、それぞれの要素を見て、その時々で考えてみる。

  それを繰り返しいくと、特に目のつくものが出てくる。
  それが、“あなた様”にとっての「強み」であるかもしれませんし、
  実は「弱み」なのかもしれません。
 
  しかし、「何だかよくわからないな」となって、ある日、突然
  部下から「最近なんだか頼もしくなりましたね」などと声をかけられ
  る。すると、また一つ大きな器のリーダーへと自分自身が気づかない
  うちに成長している。

  もちろん、仕事への懸命なる取組みが前提としてあってです。
  それなくして、成長はあり得ません。
   
  ただ、そんな自問自答の中で、部下は、上司である“あなた様”が
  人間としてまた成長せんとする姿を感じとっているからこそ
  そのセリフが出てくるわけです。
 
  「頼もしい」と言われて、「なんでそう思う」と質問したとする。
  「はい!それは、具体的に言いますと、これとこれです。」などと、
  さらさらと答えられたら、それは、単なるおべんちゃらの様な気がし
  ます。

  「それは、言葉にならないけど、なんだかそう感じるんですよ」と
  言われた方が真実味がある。

  なぜなら、それは

   ★「精神的な成長」
  
  だからです。それは、決して目にみえない。
  だが、他人が感じるものだからです。

  これは、わたくしの実体験ですが、やはり、かつての上司が、突然
  頼もしく感じられた時がありました。

  それは、知識が突然増えたとか、英語を急に喋り出したとか、
  そういったものではなく、「人としての大きさがましたな」という様
  な言葉でしか説明できないものでした。

  御自身で心掛けていたものが何かあったのかもしれません。
  隠れてたくさん本を読んでいたのは知っていましたが・・・

  とにかく実際にそういった事がある。

  「九つの型」と聞いて、俺はこの型だと、そこで思考を止めてしまう
  のではなく、どうぞ、以上のような考え方も一つ御参考にし、何かし
  ら実践のヒントとして頂けたらと思います。

  実践に結びつけていく。
  そこを考えるとまた一つ考え方の幅が広がる。そんな風に思います。

  “あなた様”がリーダーとして素晴らしき活躍をされます様、本日も
  論を進めてきました。

  何か一つでも元気のでる言葉を発見して頂いたら幸いです。

  溌溂した心をたずさえ周囲の人間を太陽のように明るく照らす。
  そんなリーダーとなられますことをお祈りし、
  本日は終わりとさせて頂きます。

  どうぞ、風邪など召されません様お体御自愛下さい。

  それでは、失礼します。
  
      

                               敬具

   平成十五年十一月五日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、自分自身の成長を心掛けているだろうか?

 2)私は、人格を磨くために何をしているだろうか?

 3)私は、「まーいいや」が口癖になっていないだろうか

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆
          
「今日もかけがえのない人生の1日」

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 ◆追伸◆
 
   昨日、夜、帰路、雨がしとしと降ってました。
   しとしと降りますから傘をさしていれば、特に気にもなりません
   でしたが、その雲の上では星が輝いているのだと思うと
   見方というものの大切さを感じずにはいられませんでした。   
        
   〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございます〜

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【ことば】「仁遠からんや。我れ仁を欲すれば、斯(ここ)に仁いたる。」   
 
(孔子『論語』より) 
         
仁というものは遠いところにあるだろうか。いやいや
仁を欲していると仁はすぐやってくるのだ。        
つまり、欲していなければ仁は来ないというわけです。
 
今日も一日是非ともがんばって下さい!!


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世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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