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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【54通目】アトキンスンの達成動機理論とは?

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『リーダーへ贈る108通の手紙』
 http://www.earthship-c.com

              03.09.30
              54通目
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 リーダー様へ  

 拝啓 雲高く 長月 これで また来年   
 
  如何お過ごしでしょうか?

  2003年の9月が終わります。長月という月は“あなた様”とって
  どんな意味をもつものであったでしょうか?
  もし、少し時間がありましたら内省してみますと、何かしら来月に向
  けてヒントのようなものがみつかるかもしれません!

  さて、お陰様で弊メルマガは、本日、108通のちょうど折り返し地
  点を向かえることができました。
  これも今この文面を読んで下さっている“あなた様”のお力添えがあ
  ってのことと心から感謝しております。

  「本当に、本当に、ありがとうございます!」

  ここに改めまして御礼申し上げます。

  このメルマガをはじめる時には、「お前には無理だ!」と言われるこ
  ともありました。それで、「やっぱり止めるかな!」と揺れ動きもし
  ました。
  ですが「なんとかがんばれば!」「睡眠時間を少し削ることになるか
  もしれないけれど、それに余りある何かをつかむのでは!」と葛藤し
  悩み、そして決断して始めました。

  「無理かもしれないけれど、いやいやがんばれば何とかなる!」

  そんな状態でした。そんな状態だったかこそ、ここまでやってこれた。
  そんな気がしています。

  さて、そんなことを思っていましたら、この話はどこかで聞いたなと
  昔の資料を調べてみました。
  そうしましたら、ありました、ありました、その名を

   ★「アトキンスンの達成動機理論」

  と言います。

【アトキンスンの達成動機理論】

 『「目標へのモチベーションが最大になるのは、成功、失敗の確率が50対50のとき」
 とされている。囲碁、将棋、テニスなどの勝負事で、
  最も一生懸命になれる、つまり最もモチベートされるのは、
 勝敗率が50対50=互角の相手と対決するときで、極端に弱い相手に対して、
 あるいは極端に強い相手に対するときには、やる気を失いやすい』
            
 『プレジデント』(プレジデント社 2000.7.17号より)
     
  まさしく、わたくしがメルマガをはじめるときの心境です。
  成功と失敗の確立が50対50。そんな状態だったのです。

  わたくしは小さい頃からスポーツに親しんできたので、この理屈は身
  に染みてわかります。これまで経験してきた、武道、スポーツでの試
  合を思い起こしてみますとまさしく、少しは格上でも「勝てるかもし
  れない」と思えば俄然燃えていたものです。
  格下相手に苦戦を強いられるのは、明らかに気持ちの問題でした。

  プロ野球などもみているとよくわかります。1点、2点を争う緊迫し
  た接戦では、選手達の動きや目が違います。
  それが、2ラン、3ランなどのホームランがでますと、それが、7回
  8回と後半におきますと、もうテレビでみていても「あきらめムード」
  が漂ってきます。ブラウン管を通してでも、それが伝わってきます。
  すると、さらに点差が開いてあっという間に勝負が決まる。
  そんなゲームを“あなた様”もたくさん観てきたことと思います。

  さて、上記の「プレジデント」の記事中には、立教大学名誉教授の
  松井氏が行った営業チームを例にとった実験結果がのっていました。
  話しは少し複雑なのですが、簡単にいいますと、チームを二つにわけ
  て、売上目標をその営業マンの自信のもてる範囲に設定したら成績が
  のびたというものです。
  
  さて、「そんなことならうちでもしているよ!」という声が聞こえて
  きそうですので、詳しくは、記事を御覧になって頂ければと思います。
  少し、工夫があるとしたら以下のようなことでした。
 
  (記事は、2000年の雑誌ですのでなかなか手に入り難いと思います。
  御希望があればファックスしますので、詳しくは下記の追伸を御覧下さい。)

   
   1)自分達に目標を設定させた
   2)ひと月の目標を上旬、中旬、下旬に小分けした

  特に2)は、

   ●「目標の近接性」
   ●「フィードバック」

  を生み出すため、より効果的であると指摘されています。

   ●「目標の近接性」とは、目標は近いものほど吸引力が強いと言わ
    れています。短い期間での目標は、“常に意識することができる”
    だから効果があったと考えられます。

   ●「フィードバック」とは、結果の確認です。それを、短期間に区
    切って随時行っているので、ペース配分などができたというもの
    です。
    例としては、山登りなどがあります。一体、今自分が、どの辺を
    登っているのか?3合目なのか5合目なのか?はたまた頂上まで
    後どれくらいなのか?
    これがわからないと何やら困惑し、元気がなくなっていきます。
    今自分がどの辺を登っているのか、それをいつでも確認できます
    と、ペース配分ができるので精神的な余裕を生みます。

  この二つの要素が組み合わさり、一方のチームは、それをしなかった
  チームに比べて成績を伸ばしたと考えれるのです。
  
  この二つは、目標設定において非常に重要な車の両輪のようなものだ
  と記事にありました。

  「目標設定」と「やる気」には、何らかの関係性があるということを
  実証した良い例だと考えられます。  

  如何でしょうか?御社の数値目標設定にあたって、必ずしも、これに
  当てはまるケースがあるとは限りませんが、何かしらの参考にはなる
  のではないでしょうか?

  さて、この少し高めの目標というのは、数値目標だけでなく、
  例えば、アイディア会議などの時にでも適用されるものだと思います。
  これは、わたくしの実体験からですが、やはり、良いアイディアが生
  まれてくるときというのは、何か簡単にすんなりと決まってしまうと
  いうより、“もう少し”良いアディアはないかと、意見をぶつけ、ね
  ばり、脳に汗かいて、混沌を通り越して、ふわっと浮かび上がってく
  る。そんなことを多く経験してきました。

  その時、「もうちょっとがんばれば、なんとかなる」という心持ちが
  あったのは、間違いありません。つまり、

   ★少し背伸びした時にこそ新たなものが生まれる。

  そんな気がしております。

  それは、現状に満足しないということにもつながってくるかと思いま
  すが、リーダーである“あなた様”であれば、同じような体験をされ
  ているかと思います。

  ですので、「アトキンスンの達成動機理論」などを参考にしながら、
  現状維持を打破し、いつでも
 
   「日に新た!」
        
  この心のあり方を大切にがんばって頂きたいと思います。
 
  「元気・勇気・やる気」も合わせて
  どうぞ宜しく御願い申し上げます。   
            

  〜〜〜
  
  本日も若輩者の弁でございます。大変恐縮ながら、リーダーである
  “あなた様”にとって、何か参考になる事がありましたら、
  小生、幸せでございます。
 

  さて、1472年の本日(9/30)は、王陽明が生まれ日です。
  王陽明と言いますと、御存知、陽明学を唱えた人です。
  1472年といいますと、日本は、室町時代です。ですが、この陽明
  学は、なんといっても日本を変えた幕末の志士の思想を支えるものになります。
  「知行合一:知識と行動は本来一体である」という言葉はあまりにも有名ですが、
  「山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し」との弁もあります。
  これは、賊を戦いで破っても、心の中までかえることはできないという意味です。

  それほど、心の中は難しいものですが、逆に考えれば
  それほど、“心は強い”ものだということです。
    
 
    
   最後になりましたが、本日、今日、この日。
   あなた様がリーダーシップを発揮され、「日に新た」の心を忘れず
   にビジネス(商売)がますます発展されますことを心よりお祈り申
   し上げます。

   お体くれぐれもご自愛下さい。     
    
   本日は、これにて失礼します。

                               敬具

   平成十五年九月二十九日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、目標設定の重要性を意識しているだろうか?

 2)私は、常に新たなことに挑んでいるだろうか?

 3)私は、現状維持に満足していないだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「『あの時、こうしてればな〜』と愚痴らないため、今を!」

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 ◆追伸◆

   【プレジデント記事の取寄せについて】
   いつもありがとうございます。中間地点、54通目を記念してという
   わけではありませんので、どうぞ、ご気軽に!
   ご連絡は、メールにて御願いします → j@earthship-c.com
   件名に「プレジデント記事希望」と書い下さい。
   それで、お名前とファックス番号を教えて頂ければ、できる限り早く
   お送りします。匿名でも、ペンネームでも結構です。

   その時に、本メルマガへの★御感想★などを合わせて頂きますと、
   今後の参考になりますので、さらに、さらに助かります。
   簡単で結構ですので・・・
   お忙しい中、大変お手数ですが、どうぞ宜しく御願い申し上げます。   
      
  ※希望者が多い時には、2〜3日かかることもあるかと思います。
   どうかご了承下さい。ファックス1台しかないので(笑)すいません。
  
   〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございます〜

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 ですので、どんどん使って下さい!みんなで明るくがんばりましょう!

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【ことば】
 「やるべきことは、遠くにぼんやりと見えることではなく
  手近にはっきり見えるものを行うことである。」
                    
 (英国思想家:トーマス・カーライル) 
   
 目標を明確に、そして、それを確かなるものへ! 
 今日も一日ぜひともがんばって下さい!!!


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世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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