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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【42通目】子を見れば親がわかる。部下を見れば上司がわかる!

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『リーダーへ贈る108通の手紙』
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              03.09.10
              42通目
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 リーダー様へ  

拝啓 へちま揺れる長月の道    
 
  如何お過ごしでしょうか?
    
  さて、早速ですが昨日から続きでございます。

   ★「見方が変わる」
   ★「世界が変わる」   
   ★「“知る”ことは、本質としての自分が“変わる”こと」
   ★「変化してくために知り続ける姿勢を持つ」
   ★「体験して得た知識は強い」
   
  など上記、読んで頂ければ、昨日のことが多少なりとも想起されたの
  ではないかと思います。

  さて、こういった“知る”ことの大切さを今強く意識しているのは、
  何といっても、現在、4歳の子供と日々接しているからであります。

  現在、言語を習得していくそのスピードには、目を見張るものがあり
  ます。また、言語だけでなく、ブロックを組み立て、できあがるもの
  が、日々、複雑になっていったり、描く絵が1週間単位で変化してい
  くのは、驚くばかりです。
  こうやって、わたくしも親を驚かせていたのでしょうか?
  随分、昔のことで何やら気が遠くなりますが・・・(笑)  

  また、NHKなのですが、『課外授業ようこそ先輩』という番組が、
  あります。第一線で活躍する著名人の方が、母校を尋ね、先生とな
  り、授業をするというものです。
 
  8月31日の放送では、ジミー大西さんが登場していました。元は、
  吉本のお笑いタレントですが、今や画伯です。
  素人のわたくしが言うのもなんですが、色使いがとても綺麗です。
  どこか、岡本太郎さんに似ているなと思っていたら、強く影響を受け
  たとのコメントがありました。
  東京は青山に岡本太郎美術館があります。わたくしが足を運んだ時は
  アトリエなど、岡本さんが生きておられた頃、そのままの感じで残っ
  ていて、何か背中がゾワゾワとしたのを覚えています。

  すいません。話しがそれました。
  ジミーさんの絵です。カラフルで鮮明です。その番組を我が子はジー
  っと見ていました。珍しく飽きることもなく。そして、番組終了直後
  に描いた絵を見て、びっくりです。
  これまでにない、様々な色が使われていて、全く違うものになったの
  です。
 
  それまでは、黒とか青とか単色だったのですが、その番組で劇的に変
  化しました。
  これを変化した、成長した、と言わずして何と言うのでしょうか?
  まさに、“知る”ことがあったからです。
  そして、今もって、その時のカラフルさが続いているのは、その直後
  に自分で描いたという“体験”があったからだと思っています。

   ★習得
  
  辞書で調べますと。「経験を通して習い覚えること。」とあります。
  まさに、この言葉通りであったと思います。

  先日、プールに向かう途中、突然我が子が叫びました

  「きゅうりだ!きゅうり!大きなきゅうりがあるよ!」と。

  なんだと思って見てみたら、ヘチマでした。黄色い花を咲かせ、
  ヘチマが、あるお宅からたれ下がっておりました。
  それをみて、「きゅうりだ」と。確かに似ています。ですが違います。
  
  そこで、子供を持ち上げ、目の前で見せて、失礼ながらさわらせても
  らい、これは「ヘチマ」だ教えました。
  しかし、帰り道「あれななんだ?」と質問したら、「きゅうりだ!」
  と言ったので、ガクリときましたが、「ヘチマだ!」と繰り返し、
  教えました。それで、無理なら、今度は、ヘチマで体でも洗いましょうか?

  さらには、スーパーに行きましたところ、皮を向いた“とうもろこし”
  の横に、まだ皮の向いていない土の付いたものが置いてありました。
  すると、「これは何?」と聞くのです。
  家ででてくるのは、剥いたものが出てきますので、確かにわからない
  と言えば当然です。
  そこで、それを買って、皮を剥かせました。体験させました。
  中から、子供にとってのいつもの“とうもろこし”が出てきたので
  目を丸くさせていました。多分覚えたと思います。

  さてさて、リーダーである“あなた様”でありましたら、そろそろ何
  を言わんとしているかお気付きと思います。

  ですので、先に進みます。
  
  ここで、少し前、我が家にやってきた某大企業営業マンの話を一つ。
  できるだけ失礼のないよう心掛けますので、もし、ございましたらお
  許し下さい。
  

  我が家には、業種業態問わず、様々な営業マンがやってきます。
  ある日、ドアベルがなりましたので、出てみると、見るからに新人さ
  んらしき営業の方がスーツを着て立っています。Aさんとします。
  
   ○Aさん「お忙しい所すいません。
        先日こちらのポストに弊社のチラシを入れといたのです
        が、見て頂けたでしょうか?」
  
   □わたし「いいえ見ていませんが・・・」
  
   ○Aさん「えっ!見てないんですか!ポストに入れといたんですけ
        ど・・・御存知ありませんか?」
  
   □わたし「すいません。見てません。」(あれ?なんで謝ってんだ)
 
   ○Aさん「確かに、私は、こちらのポストに入れたので、今度、見
        ておいて頂けますでしょうか?」

   □わたし「はい、では時間のある時に、見ておきます」

   ○Aさん「是非、御願いします。では、失礼します。」

 

  なんだか、わたくしは押し売りにあったような気分でした。
  カタログを売りにきたのかな?と思いました。(笑)
  
  もちろん、わたくし個人の中におていは、その社に対するブンラド
  イメージはがた落ちです。 
  そのチラシを見ずにゴミ箱に捨てました。といいたいところですが、
  それでは、せっかく一生懸命作った方に申し訳ないので、目は通しました。
  制作の裏方が、どれだけ大変なのか知っているので、それでは報われ
  ないと思うからです。
  ですが、さきの営業マンとのやりとりが頭にチラついて駄目でした。
  申し訳ございませんでした。

  さてさて、ここでわたくしにとって、耳の痛い格言を一つ。

   ★「子を見れば親がわかる」

  ならば、

   ★「部下を見れば上司がわかる」  
  
  と言えないでしょうか?と言いますか、もうそんな事はわかってるよ
  というものだと思います。リーダー研修や書籍でよく言われることで
  す。何度も目に耳にしていると思います。  
  
  先の営業マンを思いだしながら心に浮かんだセリフは一つ

  「どういった教育をされているのかな〜?」です。
  
  “あなた様”も、飲食店などで横柄な態度をとる店員をみるにつけ
  そう思いませんでしょうか?

  少なくとも、先のAさんは、まだ、独りで歩かせるべきではないよう
  な気がしました。しかし、わかります。そうやって失敗して、そうし
  た中で育っていけばいいのだと。それは大いに賛成します。
 
  ただ、はい6月になったらとか、7月になったら独りで営業と、機械
  的にするのではなく、ある程度、その新人さんの状況をみてフレキシ
  ブルにするべきだと思いました。Aさんを見る限りはです。
  ちょうど、新人さんが配属されるような時期でしたので。
  
  Aさんには、これからますますがんばってもらいたいと思います。
  なんといっても、日本を担う21世紀の人財ですので・・・
 
  それでは、先のAさんに見る、違和感は何か?
 
  それは、もうお気付きの通り、“目的”と“手段”を取り違えてしま
  っていることです。
      
  話しを聞いてますと、飛び込み営業ですが、エリア担当のようでした。
  であれば、長期的な人間関係作りが大切なことだと思います。
  それが“目的”です。もちろんその結果としての購買です。

  チラシを見てもらうのは、そのための“手段”です。
 
  恐らくですが、今全盛の見込み客だけを如何に効率よくつかまえるか
  という戦略が背後にあるのだと思われます。
  
  チラシをばらまいて、それに興味をもった人が、見込み客。
  その人達と重点的に関係作りをしていく。そのためには、少々高飛車
  なくらいでもいい。裏返せば、そうでない御客は切り捨てるというこ
  とですね。見込客以外は相手にするな!です。

  素晴らしい効率的なマーケティング戦略だと思います。
  わたくしは切り捨てられたのでしょうか?
  
  いやいやそのシステム的な考え方に難点があるということではござい
  ません。その事は御理解下さい。
  わたくしは仕事柄そういった事を知っているので、そう感じるだけか
  もしれません。
  一般の人は、そうは気がつかない。だから、大丈夫。
  そういったことも耳にします。
  ですが、本当にそうでしょうか?
  Aさんには大変失礼なのですが、わたくしがチラシを見ていないと
  言った瞬間のその表情の変わりようといったら、女の子にふられたよ
  うでした。
  
  「松山さん!あなたは見込み客ではありません」って顔のいたるとこ
  ろに書いてありました。

  相手は人間です。視覚は数秒間で新聞約90ページの情報を処理する
  と言われます。
  相手のまゆ毛が1ミリあがったり、下がったり、そういったことも見
  のがしていません。部分が全体のイメージを作ります。

  わたくしはいつ見込み客になって、いつ見込み客にならなかったのでしょうか?
  チラシを見なかったからでしょうか?
  
  これは、マーケティングであり、効率を考えたら、どうしてもそうせ
  ざろう得ないんだ。それは、わかります。
  ですので、それは良いかと思います。そこは否定してません。  

  ですが、その考え方が先行して、社のブランドイメージを損傷させる
  営業マンが闊歩したらどうなるのでしょうか?
  企業はゴーイング・コンサーンであり、未来に向けて、継続していくのですが・・・
  
  見込み客と非見込み客を見分けることに必死なって、それが目的とな
  ったら、それが営業教育の主体となったら、そう感じるような研修が
  繰り返されたら、それは、新人さんは可哀想だと思います。
  顧客を人間として見なくなります。
  それは、どういった意味かと申しますと

  チラシを見てくれた人だけが“顧客”であり。
  そうでない人は、“顧客”ではないと感じてしまうということです。

  白か?黒か?ゼロサム思考に陥る可能性があります。
  新人なのですから・・・  
  
  Aさんの対応を見た限りでは、そういった事を感じずにはいられませ
  んでした。

  脳は単純なのです。すぐにある考えに偏るのです。
  言葉が悪く失礼なのですが、だから、洗脳ができてしまうのです。
 
   ★バランスが大事です。
 
  「そんな馬鹿なことがあるか!新人研修には、マナー研修もしっかり
   プログラムに入っているぞ!」と叱られそうです。  

  では、大変申し訳ございません。明日も必ず朝9時までに、この手紙
  をお届けしますので、お時間がございましたら、お読み頂けますよう
  御願い申し上げます。
  
  と、本日もちょっと中途半端で、大変恐縮なのですが、ここで終わり
  とし、明日につづくということで御勘弁頂ければと思います。

  何か議論の材料を御提供できましたら、小生、幸せでございます。
  
 
  
  さて、1960年の本日は、カラーテレビの放送が始まった日です。
  わたくしが、生まれたのが1968年です。小学生低学年頃まで、
  白黒テレビだったので、随分と後になってからだったのだと知りまし
  た。しかし、カラーテレビが来たと、何やら兄弟ではしゃぎ、父も母
  も随分と嬉しそうにしていたのを思いだします。
  カラーと白黒のシェアが逆転するのには、11年の歳月がかっかたそ
  うです。仮にわたくしが小学校3年生だとしますと、8歳として、
  1972年のことですから、ちょうど逆転した後くらいに父は奮発し
  たわけです。すると、父の購買タイプはフォロワー(追随者)といえ
  ます。が、お酒だけはそんなことはなかったようです(笑)

    
   最後になりましたが、本日、今日、この日。
   あなた様がリーダーシップを発揮され、教えるということを意識し
   ますます御活躍されますことを心よりお祈り申し上げます。
     
 
   本日は、これにて失礼します。

                               敬具

   平成十五年九月九日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、部下を“教え”つづけているだろうか?

 2)私は、部下の“こころ”について考えているだろうか?

 3)私は、“知識”を独り占めしていないだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「力をぬくと力がでる。そんな時もある。」

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 ◆追伸◆

   今朝、散歩道を歩いていましたら。枯葉がひらりと私の目の前を
   落ちました。そこは、桜並木なのですが、見るとソメイヨシノが
   随分と黄色くなっていました。
   残暑は厳しいですが、一歩、一歩、秋になっているようです。
   朝の冷えにはおきをつけ下さい。
          
   〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございます〜

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【ことば】

「幸福は香水のごときものである。人に振りかけると自分にも必ずかかる」
                    
 (思想家:エマーソン) 
  
 自分が知り。そして教える。
 それが知識という香水を振りかけることでしょうか?
 教えると、自身の知識の定着化、再確認になることはもう御存知の通りです。
  それが、自分にも必ずかかるという事だと思います。

 今日も一日ぜひともがんばって下さい!!!


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

MBTIのリーダーシップ研修

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