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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【25通目】問題社員には小言を繰り返すが大事!

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『リーダーへ贈る108通の手紙』
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              03.08.18
              25通目
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 リーダー様へ

 拝啓 しっとり葉月の雨模様
 
  如何お過ごしでしょうか?  

  先週、わたくしは、伊豆の方へ足を伸ばしておりました。が、夏らし
  く晴れたのは、たったの1日だけでした。後半は、テレビで報道され
  るほどの大雨がつづき、ほとんど宿に閉じ込められておりました。
    
  四歳になる我が子は、ストレスがたまる一方。海を目の前にしながら、
  なんとも歯がゆい経験となりました。
  しかし、幸いに大浴場が名の通り大きく、そこが浜辺の代わりとなり
  ました。
  ですので、日に何度も足を運び、少々湯当たり気味でした。

  が、そこでおもしろい光景を目にしました。

  「人間行動学」らしき話しです。

  以下、御参考までに述べさせて頂きます。  

 

  1日に何度も温泉に行きますから、湯舟から人の出入りを何度も目に
  します。トータルで100人以上は間違いなく見ています。
 
  そこは、引き戸になっています。ガラガラと戸を開けて人が入ってき
  ます。
  年齢層はまさに、上から下までといった感じですが、大別しますと以下の通りです。
  
   ○親子連れ
   ○小学生の3〜4人のグループ
   ○20歳前   〃
   ○老人

  で、何がおもしろかったかと言いますと、

   “戸を開けて閉める人は、後ろを振り返り必ずしっかり閉める”
 
   “戸を開けて閉めない人は、振り返りもせず、全く気にしない”
  
  これが、白と黒を分けたように鮮明に分かれていたのです。

   “する人はする”
   “しない人はしない”

  という具合にです。

  そこで、年齢をなんとなくわけてみたのは、この白と黒には、
  年齢による差が、ほとんどみられなかったからです。

  御年配の方でも、ガラガラと戸を開けて、入ってきますと、
  “しない人”は、全く戸を気にもせず、あけっぱなしにしています。
  かといって、もう大興奮で走りながら入ってくる小学生でも、閉める
  子は、しっかりと後ろを振り返り、戸が閉り切るまで手を離さずに、
  それをします。
  20歳前後のグループでもそれは、同じでした。

  とにもかくにも、おもしろいほど、はっきりと

  “する人はする”
  “しない人はしない”

  が、わかれていたのです。

  さて、ここで一つのヒントなるのは、親子連れです。

  だいたいは、父が先に入って、子が後に来ます。その際、子が戸を開
  けたままにしていると、叱る親と、その事を全く指摘しない親がいま
  す。
  叱られた子は、あわてて戸のところまで戻っていき、少し開いた戸を
  ピシャっと閉め、改めて大きな湯舟に目を輝かせます。
 
  一週間近くいますと、顔を覚えます。夜遅くに叱らないパターンの親
  が一人で、入ってきたりすることがあるのですが、その人は、残念な
  がら戸を閉めることがありません。
  
 

  もうだいたいおわかりのことと思います。

  “する人はする”
  “しない人はしない”

  このあまりにも綺麗に別れた鮮明さ。
  年齢に関係ないその差。
  
  こういった基本的なマナーと呼ばれるものは、やはり、誰かが、どこ
  かで、しっかりと言ってあげなければ、決して身につくものではない
  という事を証明しているようでした。

  さて、ビジネス(商売)の場面。  

  リーダーである“あなた様”でありますと、配属されてきた新入社員
  などに、少々眉をひそめたくなるような場に何度も遭遇されていると
  思います。

  極端な例ですが、実際に社会に出て、部下をもつ友人、知人からよく
  聞く話です。

  「ありがとうございます」
  「失礼します」
  「申し訳ありませんでした」

  こういったこと一つがどうして言えないんだろう?
  疑問はあまりにも簡単ですが、答えはなかなかみつかりません。
   
  えてして
  「まーそんな小さなことで大人げない!」
  「そんなことでイチイチ叱っていると、こっちが器の小さい人間に思われてしまう」
  と、つい口を止めてしまいませんでしょうか?

  しかし、前述のお風呂の例を一つの教訓とするならば、あなた様からみて、
  社会人としてあくまで基本的なマナーが守られていないなと感じるのであれば、
   その事をしっかりと言わなければいけないと思います。
  といいますか、その人と、そのことについて、“対話”をしなければ
  と思います。

  なぜならば、その人は、一生そういった人間になってしまうからです。

  そういった人間とは、社会人として基本的なマナーが身についていな
  いと他の人から判断されてしまう人です。

  これは、会社の“損失”です。

  ですからこそ、“対話”をしなければいけないのではと思います。

  『ハーバード・ビジネス・レビュー』(ダイヤモンド社)という雑誌
  がございます。外部編集委員には、セコムの飯田最高顧問、京セラ
  稲盛名誉会長、富士ゼロックス小林会長、キャノン御手洗社長などな
  と錚々たるメンバーが名を連ねているものです。
  
  その9月号の特集が「Cクラス社員のマネジメント」というものです。
  少し言葉が悪いのですが、会社の問題児をどう扱うかということです。

  で、いくつかの事例がでてくるのですが、より良いその解決方法、
  その中核にあるものは、簡単にいってしまえば、やはり

  “対話”なのです。
  
  素晴らしい分析の数々がでてくるのですが、解決方法となると、ここ
  に落ち着くのです。
  もちろん、そこに深いノウハウがあるわけですが・・・  

  話しを戻しまして、新人などにおける基本的な社会人としてのマナー
  のことです。

  少々のことには目をつむる。
  これは、下につくものと連係し、仕事を遂行していく上で、必要であ
  ると思います。
  
  しかし、そこに“逃げ”がないことを祈ります。  

  逃げずに、そのマナーについて話し合いをしてみる。
  相手の意見を聞き、あなた様の意見をそこにぶつけてみる。
  一度で解決できなければ、時間をおいて、二度、三度と・・・
  
  “対話”と申し上げていますのは、そこに“聞く”姿勢が含まれてい
  るからです。聞く姿勢があると、相手は、自分の主張をし始めます。
  自分の主張を聞いてくれたと感じれば、相手は一つの満足をします。
  すると、そこに、あなた様の意見を聞こうという姿勢が生まれてきま
  す。聞こうという姿勢は、相手を理解しようとする始まりです。
  
  ですから、“対話”なのです。

  もし、そんな下につく者のマナーで頭を悩ませていましたら、是非、
  “対話”をされては如何でしょうか?

  「そんな小さなことで対話なんて!度量のない人間に思われてしまう」

  そうかもしれません。一時的には、そうかもしれません。
  
  けれども、真正面から対話ができること。そちらの方が

   “度量のある人間”

  そうではないでしょうか?     
 
  相手のことを本当に思った上であれば、あなた様のその言葉は、必ず
  伝わるはずだと思います。
  残念ながら、その時はそうは見えないのかもしれません。
  少々、ふてくされるような事があるかもしれません。
  しかし、その人があなた様と同じく、下につく者をもった時、きっと
  あなた様に深く、深く感謝することになるに間違いありません。

  
  「あの時、あの人が、ちゃんと言ってくれたから・・・・」と。

  わたしくしも、そんな経験のある一人です。
  

  本日も大変恐縮ながら当たり前のこと、敢えて申し上げさせて頂きま
  した。
  ですが、“新たなことを次から次へと”ではなく

  “そんな当り前のことを叱責覚悟で、繰り返し繰り返し”
  
  が、このメルマガの特徴であります。
  失礼がございましたら申し訳ございません。
  もし、何か気づくことがありましたら、小生、幸せでございます。
 
  どうぞ宜しく御願いします。


  さて、本日は、現在、甲子園で行われています全国高等学校野球選手
  権大会のもととなりました第一回全国中等学校優勝野球大会が開催さ
  れた日です。
  随分とその観客数は減ったようですが、負けたチームが流すその涙を
  みていますと、何やら忘れていたものを思いだします。
  負けた時、涙がでるということは、それほどまでに懸命であったとい
  う事です。その純粋なる懸命さをわたくしは、時に忘れている気がし
  てなりません。しまっていきたいと思います。

    
   最後になりましたが、本日、今日、この日。
   あなた様がリーダーシップを発揮し、決して逃げることなく、下に
   つく者と対峙し、素晴らしいチームを作り、さらに飛躍をされるこ
   とを心よりお祈り申し上げます。
     
 
   本日は、これにて失礼します。

                               敬具

   平成十五年八月十七日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、自分を無理に説得していないだろうか?

 2)私は、評判を気にするあまり本来の自分を見失っていないだろうか?

 3)私は、「大人気ない」という言葉を逃げ文句にしていないだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「人生が一度きりであること時に忘れます」

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 ◆追伸◆

   旅行先でスイカをたくさん食べるつもりだったのですが、
   雨、雨、雨ですっかりそんな事も忘れてしまいました。
   今週は、夏らしい夏が戻ってくるそうなので、忘れずに
   食べたいと思います。
  
  〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございます〜

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング  松山 淳
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【ことば】 

「最大の名誉は決して倒れないことではない。
 倒れるたびに起き上がることである。」
(孔子)
正直、倒れたくありません。
ですが、倒れなければ得られないもがあるのも真実です。
今日も一日ぜひともがんばって下さい!!!


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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