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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【21通目】土光敏夫の言葉に学ぶ「巧遅よりも拙速」!

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『リーダーへ贈る108通の手紙』
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              03.08.05
              21通目
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 リーダー様へ

 拝啓 盛夏なる葉月
 
 如何お過ごしでしょうか?  

  さて、昨日は「神は細部に宿る」というお話をしました。が、書き終
  えて床にもぐり込みますと、どうも寝付きが悪い夜でした。熱帯夜と
  いうこともありましたが、わたくし自身が、実は、もっともその事が
  苦手でして、かなり自戒の念といいますか、自分自身に対してのメッ
  セージでもあり、反省をしていたからです。
  
  それと、もう一つ。
  
  完璧を目指すとはいっても、様々なビジネス関連の書籍、新聞紙上な
  どでは、「スピードこそ命」であると盛んに言われております。特に、
  リーダーであるあなた様もそのことは、強く意識されていることと思
  われますので、それとの折り合いをどう考えるのかなという点です。
  
  改めてそれを考えておりました。
 
  日本語では、

   ★「巧遅よりも拙速」   

  などと言います。完璧を目指して、業務が遅くなるのであれば、少し
  は拙くても速い方がいいのだという考え方です。

  1997年の書籍になりますが、ユニチャームの高原慶一朗氏が書い
  た本に『やる気 やるチャンス やる力』(日経BP社)という本が
  あります。現在は、日経ビジネス人文庫から文庫サイズになりまして
  発売されております。

  そこで、高原氏は、土光敏夫氏の話しと伴に以下の様に言っています。
  

  
  100点を最初から目指すと、時間がかかり、柔軟性がなくなる。
  経営とは常に不確定情報の判断であるからして、100%の判断が
  できるわけではない。60%の見通しができたなら、その仕事は、
  ゴーサインを出すのだ。そう幹部や社員にいっている。
  但し、60点以上を目指し、60点以下は駄目だ。  
  

  
  わたくしは、この話しを読みまして、何やら心強い味方をつけたよう
  で、それを信条にもしておりました。
  内心では、60点でもいいのだという甘えでもありました。
  
  そして、たびたび、昨日のような話しを聞きます。

  すると、こうして、今、食べていけるのも、少しは、

   ★「神は細部に宿る」

  という事を実践してきたからだとも思います。

  もちろん、「巧速」が理想ですが、複数の業務を抱えますと、現実問
  題は、少なくとも、わたくしは、そうはうまくはいきません。

  とはいいながらも、安藤忠雄氏や本田宗一郎氏の話しは、もっともで
  ありますし、土光敏夫氏や高原慶一朗氏ほどの日本を代表する経済人
  が言うことも、さらさら否定する気はございません。

  双方大事であり、どちらに軸足を置くかだな、と少々、安直な結論に
  落ち着くか、いや駄目だ、と頭は混乱し、南の島へ旅行にでも行きた
  いなと、現実逃避がはじまりました。すると、島の上を飛行機が飛ん
  できました。

  そこで、ふと、高校だったのか、中学だったのか全く覚えておりませ
  が、黒板に書き出された、矢印がでてきました。

  たしか、飛行機が、飛び上がる時に作用する力を示すものだった、と
  思います。

  ちょっと、飛行機の図が書けませんが、矢印はこんな感じだったと思
  います。
   
    (空)      

        飛ぶ
 力    〆
     /
 ↑  /
 | /
 |   
 |―――――→ 力

  上に引っ張り上げる力と、前へ前へと進む力の双方の力によって、
  飛ぶのだという図です。
 
  そこで、わたくしとしては、何か「あーこれかな」と妙に腑に落ちま
  した。

  つまり、
               (空)
   
                  
             ★業務遂行力(飛躍)
             〆
 1)完璧を目指す力  /
           /
       ↑  /
       | /
       |   
       |―――――→ 2)スピード力   

 
  “1)完璧を目指す力”が、昨日の「神は細部に宿る」という話しで
  す。
  “2)スピード力”が60点でもゴーという「巧遅よりも拙速」の話しです。

  その双方の力が同時に働きながら、私達は業務をよりよいものに、
  つまり飛躍していこうとしているのだということです。

  このどちらかの力がなくなると、飛ぶことができない。言わば、現状
  維持と呼ばれる状態に陥り、そこに成長はなくなるということではな
  いかと思います。

  その双方は、とくに意識するまでもなく、常に、わたくし達に働きつ
  づけ、日々の成長を促そうとしています。
   
  この上へと、前へと力をかけているもの、それが、今、わたくしが、
  そして、リーダーである“あなた様”が、汗を流して取組み、時に悩
  み、苦労することもあるが、喜びや感動をも与えてくれる

  「仕事」というものなのではないかと思います。

  仕事は、わたくし達を成長させる。

  完璧を目指しながらも、時にそれはままならない。が、前へ前へと進
  み、より高いステージへとあがっていく。飛躍していく。

   ★成長していく。

  それは、もしかすると、「なぜ私たちは、仕事をするのか」という問
  に対する一つの答えでもあるような気がします。

  ですから、少し、欲張りになって、上記1)と2)の力を意識する。
 
  如何でしょうか? 

  飛行機の図から何やら飛躍気味ですが、以上述べさせて頂きましたこ
  と、何かの参考になりましたら、小生、嬉しい限りです。

 
  さて、630年の今日は、第1回遣唐使が派遣された日です。
  当時の中国は、文明先進国。日本は、後進国。多くを学びました。
  現在、中国は、世界から注目される大マーケットであり、世界の工場
  とよばれます。
  経済大国日本は、何処へなどと悲観論は述べたくございません。
  なぜならば、言う易しであり、そうならないために日々、奮闘してい
  る多くのビジネスマンが、多くの経営者が、この日本におり、また、
  そういった日本人が、彼の地中国で奮闘しているからです。
 
    
   最後になりましたが、本日、今日、この日。
   あなた様がリーダーシップを発揮され、成長へ貪欲なる精神をもち
   さらに飛躍されることを心よりお祈り申し上げます。
     
 
   本日は、これにて失礼します。

                               敬具

   平成十五年八月四日

                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、“成長”することを忘れていないだろうか?

 2)私は、“向上心”をどこかにおいてきていないだろうか?

 3)私は、仕事をどうとらえているだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

=======================

 ◆102℃ WORD◆

 「あなた様と一緒に多くの人が、がんばっています」

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 ◆追伸◆

   この間、東京ブルーノートにいきまして、ジョイスというボサノバ
   のステージをみてきました。共演が、カルロス・リラというボサノ
   バ界の重鎮でした。彼がステージに上がると、何やら会場全体に
   緊張が走ったのですが、片言の日本語で「みなさん、こんばんわ」
   と喋った瞬間、一気に会場がゆるみ、笑顔であふれかえりました。
   “ステージさばき”という言葉があります。
   まさにこのことだと、大きくうなずき、巨匠のギターとその声を
   たっぷりと堪能しました。
   一流を見る、ふれるというのは、やはり勉強になるな〜。
   そう思った夜でした。 
   

   〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございます〜

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【ことば】 

「良いと思われる計画を今すぐ強力に実行する方が、
 来週、完全な計画を実行するより、ずっと良い」
                    
(将軍ジョージ・パットン)
    
       
こういった言葉もあります!
いずれにしても行動は大事のようです!!
今日も一日ぜひともがんばって下さい!!!


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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