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【6通目】犯罪学「窓ガラス理論」から学ぶこと!

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              03.07.14
              6通目
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 リーダー様へ

 拝啓 初夏に長袖
 
  東京、昨日は随分と冷えました。
  子供も寝る時に、「今日は、足が冷える」などと率直な感想をもらし
  ておりました。
  昨日は、買うものがあり、街に出ましたが、「7月だし」という頭が
  あり、薄着で出てしまいました。大失敗でした。
  しかし、出るときに、長袖にしようかと思った瞬間はあったのです。
  でも、「まー大丈夫だろう!」と、その罠にはまりました。

  その小さな判断を重視すべきだったのです。 
  
  これが、ビジネス(商売)の場面であれば、“ぞっと”する話しです
  が、実は、この小さな出来事が最終的に、大きな結果を招くというの
  は、一つの真理として心にとどめておくべきのようです。
  
  犯罪学の世界になります。

  ★「窓ガラス理論」

  というものがあります。

  簡単に説明します。
  
  ある街が荒廃していく。つまり、犯罪多発地域になることがあります。
  それは、ある日、突然、そうなるのではなく、もちろん、ある程度の
  時間を必要とします。
  ですが、必ず、予兆というものがある。必ず、そこに至るまでに、
  小さな象徴的な出来事があるといいます。
  
  例えば、窓ガラスが、ある心ない人によって、イタズラでしょうが
  割られる。で、最初は、そんなものと、気にも止めないでいると、
  そんな事件が、ここ、かしこ、で起きてくる。すると、いつのまにか
  大きな事件がおきはじめて、気がついた時には、もう、街は、おかし
  くなっているというものです。

  警察の方々が、どうしてあれほどまでに、頑固なのか。駐車違反で、
  一度でも切符をきられた方は、その考え方が、バックボーンにあると
  思って下されば納得いくのではないでしょうか?

  ある意味、東京の繁華街は、手後れになってますが・・・ 

  話がそれました。

  さて、前述『窓ガラス理論』からは、二つの理(ことわり)が導きだ
  されます。
 
  1)問題が、本格的に発生する前には、
    必ず大なり小なり予兆がある

  2)問題が本格化しはじめた時に、それを止めるのには、
    当初の段階より、はるかに大きな労力を強いられる。 
      
  非常に、身近な例です。

  駅にズラリと並んだ自転車。かなり薄汚れた放置自転車。カゴつきの
  もあれば、なしのもある。
  カゴつきのをみる。
  よくみると、空缶などのゴミが入っているのと、そう入っていないのがある。
  入っているのは、もう、大量に入っていて。
  そうでないのとの差が極めて大きい。

  これは、一度ゴミが入りだすと、次から次へと人がいれていくわけで
  すが、そのスピードは、カゴが一杯になる最終段階に向け、速度を
  どんどん、どんどん、増していくのです。
  その速度は、最初の段階よりも、何倍にも加速されてしまうものです
  から、当然、1日の内にカゴにゴミが入る量が違ってくるわけです。
  結果、大きな差が生まれてくる。
     
  だから、加速がはじまった時には、もう、雪崩のごとし。
  止められなくなる。
  最初に缶が一つ入った時に、それを除けば、問題は、起きなかった。
 
  
  ★「小さな問題を無視せず、全力で解決にあたっていれば・・・」

  ビジネス(商売)の場面に身をおき、少なからずの歳月を経た人であれば、
  1度や2度、そんな感想をもたれた事があるのではないでしょうか。

  仕事柄、問題発生後の現場に身をおきます。
  
  この間、店をたたんでしまった人と話しをしました。
  
  よく聞けば、問題が本格化する前に、その人は、自分で気がついてい
  るのです。そして、今だからこそ、振りかえってみて、その人は、
  言います。
   
 「小さな問題は、もっと、その前から起きてたな!」
  
  ビジネス(商売)の場面におていも、
  『窓ガラス理論』は適応されるようです。

  しかし、それは、よく考えてみれば、小さな問題を発見し、日頃から
  除去していけば、大きな問題には、発展しないということです。

  そして、その発見に必要なのは、「勇気」だと私は考えています。
  それは、「おかしい」と大方の意見に対して言える「勇気」。
  
  または、自分に対して「おかしい」と言える、自分に正直になる
 「勇気」。それが、必要のようです。
 
  しかし、それは、決して、難しいことではない。
  それは、誰にでもそなわっているもの。それを心のあり方によって
  引き出すだけだから。
  そう、私は信じています。

  リーダーである、あなた様の

  “なんか!おかしいな!”

  という、漠然とした感覚。
  それは、信じていいのではないでしょうか!

  健闘、心よりお祈りします。
 
  本日は、これくらいにしまして、
  明日、もう少し、別の観点から掘下げてみたいと思います。  
  

  本日は、1871年に「廃藩置県」が実施されました。
  「よって今更に藩を廃し県と為す。」このセリフを聞いた、知藩事の
  ほとんどは、寝耳に水だったそうです。
  なぜならば、この案が想起され、決済されるまでに、1ヶ月もかから
  なかったからです。山形有朋が中心となり、木戸孝允に、働きかけて
  大久保利通を説得し、西郷隆盛に「よろしかろう」の言をとるまでに
  1ヶ月に満たない。これだけの、大改革が!
  今風に言えば、超スピード意志決定という感じでしょうか。
  
  そのベースには、日本が近代化を急がなければ、欧米諸国に、植民地
  化されてしまうという、強い、強い、危機感が当時のリーダーに、
  あったからのようです。
  詳しくは、司馬遼太郎氏作『飛ぶが如く(一)〜(十)』を!
  
  最後になりましたが、本日、今日、この日。
  あなた様が「勇気」につつまれ、ビジネス(商売)が飛躍されること
  を心よりお祈り申し上げます。
  
  本日は、これにて失礼します。

                               敬具
               
   平成十五年七月十四日                
                           
                           松山 淳より

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 ◆自問◆

 1)私は、問題発見に対して臆病になってないだろうか?

 2)私は、「まーいいや」って連発してないだろうか?

 3)私は、自分で限界をきめていないだろうか?

※今すぐ、目をとじて30秒だけ考えて下さい。今すぐ!席をたたないで!
 答えは、でなくていいのです。それについて、考えるだけでいいんです。
 目を開けたら、一番下までスクロールして、その言葉を読んで下さい!

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 ◆102℃ WORD◆

 「『そんな熱くなるなよ』って言葉に惑わされてませんか?」

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 ◆追伸◆
  
   数週間。メガネケースを探しつづけ。
   昨日、結局、めがね屋さんで買いました。
   妻に、「どこにやった覚えてないの?」といつものセリフを買う
   直前にも言われ、勇気を出して購入の意志決定をしました。(笑)
   しかし、メガネ拭きは、顔の手入れにいいと、まだ女性に売れてい
   るそうですよ!効果のほどは、如何に?
   
   〜最後まで読んで下さいまして、本当にありがとうございます〜

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【ことば】 「仮定とは危険なものである」(アガサ・クリスティ)
                      


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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