人々はリーダーに「正直さ」を求めている

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 効果的なリーダーシップを発揮できるのは、ある限られた特別な人だけではありません。リーダーシップとは、「フォロワー」がいて初めて成立するものだからです。

 「フォロワー」とは「ついてくる人」。

 上司に対して部下が「フォロワー」です。監督に対して選手が「フォロワー」です。親に対して子が「フォロワー」です。

 リーダー個人の特性が、リーダーシップの優劣を決める。
  ひとつの考え方です。

 これに対して「リーダーシップとはフォロワーとの相互作用」と考え、リーダシップをリーダー個人の特性に限定することなく、フォロワーを含めての力学と考えることもできます。

 子がいて親になるように、生徒がいて教師になるように、フォロワーがいてこそリーダーになります。すると、フォロワーの立場からリーダーを「どう見るのか」「どうとらえるのか」が重要になってきます。

 そこで、フォロワーが、リーダーに何を期待しているかを問うことになります。

 どんな「リーダー」ならついていきたと思いますか?

 リーダーシップ、マネジメントの研究家として名高いジェームズ・M・クーゼス氏とバリー・Z・ポスナー氏
による調査は、とても興味深いものです。

 かの米国にて「感動を呼ぶリーダーの条件」は何か?と人々に尋ねたところ、1993年の調査では、次の結果が出たのです。

『信頼のリーダーシップ』(生産性出版)表紙画像「正直さ」が第1位。 

1位
・正直さ 
87%
2位
・未来志向 
71%
3位
・情熱的 
68%
4位
・有能的
58%
5位
・ファアプレイ指向
49%
6位
・応援してくれる
46%

 このデーターを見た時、私はとても意外でした。「雄弁さ」や「強さ」、それこそ「カリスマ」が上位を占めていると予想していたからです。クーゼス氏とポスナー氏は『信頼のリーダーシップ』(生産性出版)という本の中で、こう述べています。


『正直さはリーダーシップにとり絶対的必須条件である』

 

 10年以上の歳月かけ米国だけでなく世界規模で調査を続けた両氏の調査は、私たちに大切なことを教えてくれます。記者会見で頭を下げる経営陣の姿を見ることの多い、昨今。我が国にて「企業倫理」の重要性がこれほど叫ばれた時代もありません。

 リーダーとして「正直」であることは、小難しい経営理論などよりもよほど大切なことです。「リーダシップ」は「正直」さをベースに成り立つものです。


(著者:松山 淳)

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